• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

「格安30km/L車」登場

2011年7月27日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

1リットル当たり30kmの燃費性能で80万円未満――。ダイハツが業界の常識を覆す新型軽自動車を開発した。ライバルも脱帽する低燃費・低価格はいかに実現したのか。

 「80万円を切る価格で1リットル当たり30kmの燃費を実現する」。ダイハツ工業の経営陣が9月発売予定の新型軽自動車「e:S(イース)」について繰り返してきた強気の言葉だ。これを聞いた他社の技術者の多くは、「そんな厳しい条件で、まともなクルマが作れるはずはない」と懐疑的だった。

 無理はない。燃費基準の1つ「10・15モード」で1リットル当たり30kmをうたうホンダのハイブリッドカー「フィットハイブリッド」の価格は159万円から。マツダのコンパクトカー「デミオ」もベーシックモデルで140万円する。

正式な製品発表会の前とあって、ボディーにマスキングを施した状態で報道陣に公開されたダイハツの新型軽自動車「イース」

 しかもイースはより厳しいJC08モードで計測している(10・15では32km/リットル)。普通乗用車と軽乗用車という違いこそあれ、そのコストパフォーマンスは業界の常識を覆す。

 その真偽を外部の人間が確かめられる機会がやってきた。ダイハツがイースの技術体験会を開催したのだ。

エンジン停止でガソリン節約

 イースには、エンジン内部に排ガスを再度送り込むことでエネルギーロスを抑えるEGR技術を改良した「i-EGRシステム」や、60kgに及ぶ車両の軽量化、減速時の運動エネルギーを電気として蓄える鉛電池の改良など、様々な低燃費化技術が詰め込まれている。だが、何よりイースの低燃費・低価格化の原動力となったのは新技術「eco-IDLE(エコアイドル)」だ。

 試乗してまず気づいたのもこの部分。走行中にブレーキを踏み、スピードメーター表示がおよそ時速7kmになると、エンジンが自動的に停止する。「クルマが動いている最中にエンジンが止まるのはイースが初めて」と助手席にいた開発者が説明する。

コメント8

「時事深層」のバックナンバー

一覧

「「格安30km/L車」登場」の著者

広岡 延隆

広岡 延隆(ひろおか・のぶたか)

日経ビジネス記者

日経コンピュータ編集部、日本経済新聞産業部出向を経て2010年4月から日経ビジネス編集部。現在は自動車など製造業を担当している。これまでIT、電機、音楽・ゲーム、自動車、製薬産業などを取材してきた。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

グローバル市場でいい仕事をしたければ、まず「世界に通用する見識」を磨くことだ。

中谷 巌 「不識塾」塾長、一橋大学名誉教授