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クルマでご飯を炊く日

  • 加藤 修平,広岡 延隆

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2011年8月17日(水)

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EV(電気自動車)の電池活用を巡る開発競争が激しさを増す。日産自動車と三菱自動車はEVから住宅への給電を始める。軌道に乗れば停電対策から電力マネジメントまで利点は多い。

 「それでは給電を開始します」。日産自動車の渡部英朗・執行役員がこう宣言して、家の壁に取りつけたパネルスイッチを押した。

電気自動車「リーフ」からの電力供給を受けて家電を使えるようにした積水ハウスのモデル住宅(横浜市)。住宅からリーフに対して給電することもできる(写真:陶山 勉)

 手前にはEV(電気自動車)「リーフ」。そこからケーブルで接続された高さ1m強の箱形の機械がある。ウィーンという小さい音が機械から鳴って1~2秒後、停電していて暗かった住宅に、明かりがパッとついた。

 日産はリーフに搭載したリチウムイオンバッテリーから、一般住宅に電力供給するシステムを開発した。2012年3月までに発売する計画だ。

 冒頭に出てきた箱形の機械は「PCS」と呼ぶ電力制御装置。リーフの電池から放出される直流電流を家庭で利用できる交流に変換する。

 給電システムの出力は6kW(キロワット)で冷蔵庫や照明、テレビ、エアコン、炊飯器、電子レンジ、パソコンを同時に使える。もし停電が起きても、一般家庭の普通の使い方なら丸2日間は電気が利用可能だ。既に発売済みのリーフも、販売店に持ち込んで30分ほどかけてプログラムを書き換えれば、給電機能を追加できるようにするという。

 三菱自動車も2012年3月末までに、EVのバッテリーで家電を動かす装置を商品化することを発表した。益子修社長は記者会見で、同社のEV「アイ・ミーブ」のバッテリーとつないだ炊飯器で炊いたご飯を食べながら、カメラの前で笑顔を振りまいた。

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