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トヨタ、ハイブリッドの死角

2011年9月15日(木)

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トヨタが世界戦略車「カムリ」をフルモデルチェンジ。国内販売分はすべてハイブリッド車にする方針を打ち出した。ハイブリッド技術で差異化を目指す戦略だが、意外な死角も。

トヨタ自動車は約5年半ぶりにフルモデルチェンジした新型「カムリ」について、国内ではハイブリッド車のみを供給する

 「日本では『カムリ』をハイブリッド専用車にします」。9月5日にトヨタ自動車が開催した発表会で、約5年半ぶりにフルモデルチェンジした主力セダン「カムリ」の開発を担当した製品企画本部の米田啓一主査はこう宣言した。その言葉には、世界戦略車カムリの国内復権にかけるトヨタの思いが込められている。

 カムリは北米を中心に人気を集める。ただし、東日本大震災による供給不足もあり、韓国の現代自動車などの攻勢に押され気味だった。それだけにモデルチェンジへの力の入れようには目を見張るものがあった。8月23日、トヨタは新型カムリを全米4カ所の同時中継で発表。豊田章男社長がケンタッキー工場で従業員を前に「カムリのように、お客様に満足いただけるクルマを作り続けたい」と語った。

 そんなカムリに泣きどころがある。お膝元の日本で売れていないことだ。新型カムリの米国での2012年販売目標が36万台なのに対して、国内は年間6000台。記者会見では「国内で、カムリの新モデルを販売する意義はあるのか」という質問さえ飛び出した。

 そこで、トヨタが打ち出したのが国内販売するカムリをハイブリッド車のみにするという戦略だ。米田主査は「ライバルも販売するガソリン車の中で埋没するより、ハイブリッドで差異化した方がブランド活性化につながる」と説明する。独自の立ち位置を得ることで、改めてカムリを売り込もうというわけだ。

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「トヨタ、ハイブリッドの死角」の著者

広岡 延隆

広岡 延隆(ひろおか・のぶたか)

日経ビジネス記者

日経コンピュータ編集部、日本経済新聞産業部出向を経て2010年4月から日経ビジネス編集部。現在は自動車など製造業を担当している。これまでIT、電機、音楽・ゲーム、自動車、製薬産業などを取材してきた。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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