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ガスト食中毒、2つの皮肉

  • 瀬戸 久美子,飯山 辰之介

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2011年9月16日(金)

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東北地方のガストで食事をした顧客が細菌性赤痢に感染。食材の製造元は被災地支援に尽力した仙台工場だった。広範な店舗網を支える集中調理が、被害拡大の一因に。

4月に本誌記者が取材に訪れた「仙台マーチャンダイジングセンター」

 すかいらーくが運営するファミリーレストラン「ガスト」とその系列店で、赤痢菌による食中毒事故が発生した。食事をした東北4県の21人が細菌性赤痢を発症。食中毒が判明した8月末以降、山形県内と宮城県内のガスト計5店舗と東北地方の生産拠点である同社工場「仙台マーチャンダイジングセンター」(仙台 MD・宮城県大衡村)に対し、営業停止処分が下った。

 すかいらーくは8月30日から、北海道、東北6県と栃木県のガスト120店舗の営業を自粛。9月5日には、宮城県と仙台市が県内のガスト18店舗への立ち入り調査を始めた。

 今回検出された赤痢菌は、4種類ある細菌性赤痢のうち最も症状が軽いタイプで、入院患者8人も全員が回復に向かっている。しかし、全国に店舗を持つファミリーレストラン最大手での食中毒発生は、同社内のみならず外食関係者に衝撃を与えている。

 背景には2つの「皮肉」がある。

 1つは、食中毒が起きた地域に食材を提供していた仙台MDが、東日本大震災直後から被災者支援に尽力してきた点だ。3月11日から、従業員が一丸となって被災地での炊き出しを続けてきた。3億円前後のコストをかけ、仙台MDで調理した料理を宮城県内の避難所に送り届け、現地の給食センターが立ち上がるまで支援を継続した。商品開発のベテラン職も同工場に派遣し、被災地向けの食事を開発する力の入れようだった。

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