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豊田章男社長、インドネシアで派手なパフォーマンス

シェアトップ死守に新工場建設、6割増産へ

  • 阿部 貴浩

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2011年9月15日(木)

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 トヨタ自動車がインドネシアに新たな工場を建設することを決めた。

 生産能力は現状より6割増えて18万台となる。生産する車種は未定だが、現在生産しているミニバンなどに加えて、新たにコンパクトカーの生産も視野に入れる。将来はインドネシアをタイに並ぶ東南アジアの輸出拠点に育成する方針だ。

 新興国市場に攻勢をかける象徴的な国として、インドネシアで、市場シェアトップを死守する。

 9月13日、ジャカルタ中心部にある高級ホテルで、トヨタのインドネシア事業40周年を祝う式典が開かれた。

 鳴り響くファンファーレとともに会場に入ってきたのは、トヨタが1977年に現地生産を始めたオレンジ色の小型トラック「キジャン」。ハンドルを握るのは豊田章男社長だ。取り囲む現地メディアの要請に応じて、笑顔でドアから体を乗り出すパフォーマンスまでやってのけた。

「キジャン」を運転する豊田章男社長。「運転しやすい車だった」と感想を述べた

 「昨日、インドネシアに来ました。来るたびに、この国の熱気と青空に元気をもらえます」。待ち受ける報道陣に、開口一番、豊田社長はこう語りかけた。「トヨタはキジャンとインドネシアのお客様に育てられました。これからも、ともに成長していきたい」と強い決意を示した。

トヨタグループでシェア6割

 インドネシアは経済が好調な東南アジアの中でも、ひときわ高い成長を続けている。2007年に年間43万台だった自動車市場は、2011年は約2倍の85万台程度になる見通し。近く100万台の大台を超えるのは確実だ。

 トヨタはこの国で4割近い市場シェアを握る最大手だ。グループのダイハツ工業と日野自動車を合わせれば、シェアは実に6割に達する。三菱自動車やスズキなど日系メーカーが懸命に追いかけるが、シェア16%程度のダイハツと争うのがやっとだ。

 トヨタの際立つ強さの背景には、いち早く現地生産を始めた歴史がある。それに加え、地元の有力企業、アストラ・インターナショナルとの提携によって、強力な販売網を築いていることも理由の1つである。

 この式典の場で、豊田社長はインドネシア第2工場の建設計画を明らかにした。カラワン第1工場の隣接地に建設し、建屋面積は7万6000平方メートル。生産能力は7万台で2013年の稼働を目指す。投資額は263億円だ。新工場が完成すれば、第1工場の生産能力11万台と合わせた現地生産能力は18万台に拡大する。

 新工場は国内市場向けだけの生産拠点ではない。新たな輸出拠点として位置づける。既にインドネシアからはミニバン「キジャン・イノーヴァ」などを周辺地域へ年間2万3000台程度輸出している。新工場の建設で増強される生産能力により、この輸出能力を高める。

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