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au版iPhone「絶妙の料金」

  • 小板橋 太郎,原 隆

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2011年10月18日(火)

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KDDIがiPhone4Sを10月14日に発売すると正式発表した。注目が集まったパケット定額料金は月額4980円。ソフトバンクより570円高い価格に、「絶妙な狙いがある」。

 KDDI(au)は7日未明、米アップルの「iPhone4S」を14日に発売すると正式発表した。9月22日の日経ビジネスオンラインでの報道から2週間。今月5日にはアップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏が死去し、ソフトバンクの孫正義社長は翌日の記者会見で追悼の言葉とともにKDDIの参入に触れ、「競争は大歓迎」と応じた。3年に及ぶソフトバンクの独占が崩れ、スマートフォンの代名詞であるiPhoneにもついに競争原理が導入された。

 7日にKDDIとソフトバンク両社が発表した端末料金とパケット通信定額料金は表の通りだ。端末料金は両社とも24カ月の割賦制で、月々の負担はソフトバンクが480円、KDDIが430円(いずれも32ギガバイト=ギガは10億=モデル)と大差はない。問題は使い放題でインターネットを利用できるパケット定額料金だ。ソフトバンクはiPhone4Sでも従来iPhoneに適用していた4410円。KDDIはそれより570円高い4980円(ISフラットiPhoneスタートキャンペーン)とした。

 通信業界に詳しいモルガン・スタンレーMUFG証券の津坂徹郎アナリストは「KDDIの料金設定に驚いた」と話す。アップルはiPhone拡販のために通信会社に特別料金を課してきた。KDDIにも同様の要求を突きつけたとすれば、「値付けは4500円前後と予想されていた」(津坂氏)からだ。

 iPhoneに新規参入したKDDIは今後、新規あるいは機種変更で年間200万~300万のユーザーを獲得していくと見られ、1人当たり500円を超えるパケット料金の収入差は大きい。津坂氏は、「KDDIはソフトバンクの価格競争の挑発に乗らず、利益を確保できる絶妙の料金を設定した」と指摘する。

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