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家電量販、「目玉不在」の悪夢

  • 飯山 辰之介,佐藤 央明

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2011年11月21日(月)

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地デジ特需の反動に苦しむ家電量販店が年末商戦を迎える。だが目玉商品は見当たらず、タイの洪水による品不足が追い打ちをかける。商戦の後に待ち受けるのは、再編淘汰の嵐か。

 11月初旬、東京都内の家電量販店のカメラ売り場で販売員が困惑気味につぶやいた。「ついに最後の頼みの綱まで止まってしまった」。

 販売員が言う「頼みの綱」。それはミラーレス一眼の市場でシェアトップを握るオリンパスイメージングの製品「OLYMPUS PEN」シリーズのことだ。

 ミラーレス一眼は前年同月比で20~50%増と安定的に成長している数少ない商品分野の1つ。ところがタイの洪水により、ミラーレス一眼に力を入れているソニーに加えて、この市場に参入したばかりのニコンの工場まで被災。商品供給に懸念が出てきた。

 中国に生産拠点を置くオリンパスへの影響は少なく「同社にとって“追い風”になる可能性もあった」(ノジマの野島廣司社長)。それはこれから年末商戦を迎える家電量販各社にとっても支えになるはずだった。

 しかし、「オリンパスの粉飾が明らかになった11月9日を境に、突然動きが止まった」(前述の販売員)。

 書き入れ時であるボーナス商戦を前に、目玉商品を失ったカメラ売り場の焦り。それは今の家電量販店が置かれている苦しい状況を象徴している。

 1.5兆円分の市場が吹き飛ぶ――。

 日本政策投資銀行は11月5日、衝撃的な試算を発表した。同行によれば家電量販店の市場規模は2010年がピークで約6兆円。これが2012年には約4.5兆円にまで落ち込むという。政投銀産業調査部ソリューション企画チームの大久保康三課長は「これでも非常に甘く見積もった試算」と話す。

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