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バフェットは本当に日本が好きなのか

福島での言動から「ラブコール報道」の裏を読む

2011年11月25日(金)

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 81歳にして初めて日本の地を踏んだ米著名投資家のウォーレン・バフェット氏。「日本に無関心」なことで有名だったバフェットがなぜ今、日本を訪れたのか。その真意を来日時の言動から探った。

記者会見に応じたバフェット氏

 「Beautiful Sky!」

 ヘリコプターに乗って羽田から福島県いわき市に移動。タンガロイ工場に降り立ったウォーレン・バフェット氏の第一声は朗らかだった。

 投資先の超硬切削工具メーカー、タンガロイの新工場開設式典に出席するために初めて日本を訪れたバフェット氏。もともと式典は2011年3月22日に開催される予定だったが、東日本大震災の影響でやむなく延期となった。今回の来日はいわば「リベンジ」となったわけだ。81歳にして初めて訪れた日本は、彼の目にはどう映ったのだろうか。

タンガロイは間接投資に過ぎない

 ウォーレン・バフェット氏は運用時価総額1477億ドル(約12兆円)を抱える米投資・保険会社バークシャー・ハザウェイの会長兼CEOであり、米国で最も有名な投資家として知られている。米コカ・コーラなど誰もが知っている会社に20年あまり長期投資し、成功を収めてきた。

 彼の「割安な会社にいち早く目をつけて長期投資する」投資方針は、個人投資家含む世界中の投資家の共感を得ている。それだけに、彼の一挙一動には世界中の目が注がれる。

 もっとも、彼はこれまで日本に対して目立った投資はしていない。日本企業を利益率の低さなどから投資対象とは見なしていなかったからだ。しかし2010年頃から日本に興味を示していることを表明。東日本大震災後の2011年4月に行われたバークシャー・ハザウェイの株主総会などでも「私は日本に投資したい。日本企業は素晴らしい製造技術を持っている。日本の知られざる優良企業から電話がかかってくるのをずっと待っている」と日本を評価した。

 しかしその一方で、具体的な投資については一切話題になったことはない。タンガロイへの投資もパークシャー・ハザウェイがタンガロイの親会社であるイスラエルのIMCグループに出資しているからであり、IMCを通じた「間接投資」に過ぎない。

 リーマンショック以降、韓国鉄鋼大手ポスコや中国の電池・自動車大手、比亜迪(BYD)に出資するなど、アジアでの投資を積極的に行っているだけに、今回の来日で日本にもいよいよ「触手」が及ぶのかが話題となった。バフェット氏が日本のメディアの前に初めて姿を現した1日の様子から彼の「真意」を探ってみたい。

気温10度以下、ヘリコプターで登場

タンガロイ従業員は横断幕を持って歓迎した

 バフェット来日に際し、タンガロイ工場は朝から歓迎ムード一色だった。タンガロイの役員に加え、約800人の工場勤務者の中から400人ほどが外で米国や日本の国旗、歓迎の横断幕などを掲げて出迎えた。この日の気温10度以下という寒さはどこへやらという感じだ。

バフェット氏を乗せたヘリは工場の上を一周した

 11時50分、予定より10分ほど遅れて上空からヘリコプターの旋回音が聞こえてくる。会場から拍手が起こった。ヘリコプターは新工場の上空をぐるりと一周する。工場の様子を視察しているようだ。その後、ヘリコプターは敷地内のヘリポートに到着。バフェット氏はヘリポートから車に乗って皆の前に姿を現した。

 笑顔を振りまきながら建物内に入ったバフェット氏は、福島県副知事やいわき市長などと昼食をとった。

ウェルカムセレモニーの様子
式典は寒い中行われ、席には毛布とカイロが用意されていた

コメント6件コメント/レビュー

リップサービスだとは思いつつ、それだけのために来るのか?とも思うし。。。。。結局??????ですね。(2011/12/02)

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「バフェットは本当に日本が好きなのか」の著者

武田 安恵

武田 安恵(たけだ・やすえ)

日経ビジネス記者

大学院卒業後、2006年日経ホーム出版(2008年に日経BPと合併)に入社。日経マネー編集部を経て、2011年より日経ビジネス編集部。主な担当分野はマクロ経済、金融、マーケット。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

リップサービスだとは思いつつ、それだけのために来るのか?とも思うし。。。。。結局??????ですね。(2011/12/02)

復興特需を狙っていると思いますが、目立って利益を上げる会社がまだ無いので、言及できないのでしょう。(2011/11/30)

結局何もわからない記事だわな。(2011/11/26)

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