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「次のエコカー」に経営戦略の違い

  • 阿部 貴浩,加藤 修平,広岡 延隆,山根 小雪

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2011年11月29日(火)

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自動車の祭典、東京モーターショーが12月3日に一般公開される。自動車各社はEV(電気自動車)のスポーツカーなどの新車を一斉に打ち出す。今や「エコカー」は当たり前。その先を行く次世代車の主導権争いが始まる。

 かっこ良くなければ、クルマではない。2年に1度開かれる東京モーターショーでは、日系メーカーの将来に向けた意気込みが伝わってくる。今回の東京モーターショーで各社が訴えるのは、「かっこいいエコカー」だ。

 「環境の先にある、走る歓びを」。マツダはこんな出展テーマを打ち出した。展示するコンセプト車「マツダ 雄(TAKERI)」は排ガスがきれいなクリーンディーゼルのエンジンを搭載したセダン。赤い車体を流れるようなデザインで包み込む。マツダの山内孝社長は「走りの楽しさと環境性能で既存の常識を打ち破る」と鼻息が荒い。

 これまでのエコカーと言えば、車体が小さいコンパクトカー。環境に優しく、運転もしやすい。つまり、「かわいい」クルマが多い。今回のモーターショーでは、エコカーでも「かっこいい」クルマがお目見えする。

スポーツタイプのエコカー

 ホンダは充電が可能なPHV(プラグインハイブリッド車)のコンセプトモデル「AC-X」を出品する。排気量1.6リットルのガソリンエンジンに120キロワットの高出力モーター、現行のHV(ハイブリッド車)よりも大型の電池を組み合わせることで、最大航続距離は1000kmを超える。両手でレバーを前後に動かす運転席はまるで飛行機だ。

 さらにEV(電気自動車)のコンセプト車としてスポーツタイプの「スモールスポーツ EVコンセプト」を出す。

 EV「リーフ」を発売して約1年がたつ日産自動車は「フェアレディZ」を思わせるシルエットのEV、「エスフロー」を出品。車体の中央付近に配置された高機能モーターが、左右の後輪をそれぞれ独立して駆動、制御する。5秒以下で時速100kmに達する加速性能だ。

 EV「アイ・ミーブ」を量産する三菱自動車の「PX-MiEV II」はSUV(多目的スポーツ車)タイプのPHVだ。

 富士重工業の「スバル アドバンスド ツアラー コンセプト」は走りに定評のある水平対向エンジンでHVを実現し、エコカーでも「スバルらしい走り」を追求する。

 トヨタ自動車はセダンタイプの燃料電池車「FCV-R」を出展する。水素を燃料とすることで、走行中に排ガスやCO2(二酸化炭素)を出さないこのクルマも、外観はスポーツカーのようだ。

 そしてトヨタの高級車ブランド「レクサス」は意識して「かっこいい」を追求している。主力車種の「GS」シリーズでは、HVの「GS450h」などを出展。新開発した排気量3.5リットルの6気筒エンジンを搭載し、後輪駆動のハイブリッド機構と組み合わせた。「ハイパワーとエコを高い次元で融合させた」(トヨタ)モデルだ。

「かわいいエコカー」も進化

 一方、「かわいい」方向へさらに進化させたクルマも多い。高齢者や女性を意識し、IT(情報技術)を使ってより運転しやすく、環境にも優しくしたのがポイントだ。

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