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孫正義氏、NTT提訴の勝算

2011年12月8日(木)

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光回線の開放を巡り、ソフトバンクがNTT東西を提訴した。他社の参入を阻む貸し出し方式は独禁法違反、と主張する。所管官庁を頭越しにする決断。その裏には総務省不信がある。

 策士がまた、ライバルたちの意表を突く「奇手」を繰り出した。

 孫正義社長率いるソフトバンクグループがNTT東日本・西日本を相手取り、光ファイバー通信回線の貸し出し方式が独占禁止法違反に当たるとして、差し止めを求める訴えを東京地裁に起こしたのだ。

 NTT東の江部努社長が「唖然とした」と困惑するのも無理はない。両者はこれまでも衝突を繰り返してきたが、トラブルは総務省に持ち込むのが一般的で、ソフトバンクがNTT東西を裁判に訴えるのは初めてだからだ。

 加えて関係者に衝撃を与えたのは、訴えの根拠となった法律が電気通信事業法ではなく、市場経済の基本的ルールを定め、「経済憲法」とも呼ばれる独禁法であったことだ。ほかの通信会社からも「本来の手続きを数段階飛ばしている」とソフトバンクの行動をいぶかる声が聞かれる。

 ソフトバンクはなぜ今回、従来の議論の枠を超え、独禁法に基づく訴訟に闘争の場を移したのか。関係者の話を基にその理由を探ると、NTT設備の開放に本腰を入れようとしない総務省への不信感が見えてくる。

コメント4件コメント/レビュー

さすが孫社長、狙いが鋭い。今後の訴訟の成り行きにも注目してゆきたい。是非、既得権益の牙城へ一撃を加え電波の自由化、オークション制度の確立へも向かっていただきたい。(2011/12/08)

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「孫正義氏、NTT提訴の勝算」の著者

白石 武志

白石 武志(しらいし・たけし)

日経ビジネス記者

日本経済新聞社編集局産業部(機械グループ)、京都支社、産業部(通信グループ、経営グループ)を経て、2011年から日経ビジネス編集部。現在は通信、半導体、家電業界などを担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

さすが孫社長、狙いが鋭い。今後の訴訟の成り行きにも注目してゆきたい。是非、既得権益の牙城へ一撃を加え電波の自由化、オークション制度の確立へも向かっていただきたい。(2011/12/08)

ソフトバンクはいい加減インフラのタダ乗りをやめて、自力でインフラ整備するべきでしょう。何だかんだと理由つけてiPhoneはSIMフリーにもしないし、用は自分が儲ければいいだけ、という最低な企業倫理だ。(2011/12/08)

私が裁判官ならソフトバンク敗訴にします。記事にあるように、既に通信事業は参入が自由化されており、地域によってはNTT独占が当然のように崩れています。自社で布設する権利が認められているにも関わらずそれは実施せず、他社の布設済み配線をコスト度外視で使用要求するような訴訟では却下されて当然です。(2011/12/08)

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