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習近平・次期国家主席を待つこれだけの難題

2012年の世界政治を読む【中国】

  • 北京支局 坂田 亮太郎

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2012年1月12日(木)

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 中国でも2012年から首脳が交代するが、次のトップがほぼ確定している点が米国やフランスと異なる。現在、国家副主席の立場にある習近平(シージンピン)氏が胡錦濤(フージンタオ)国家主席の後を継ぐことは確実視されている。2012年秋の第18回中国共産党全国代表大会(18大)で党総書記に選出され、翌2013年春の全国人民代表大会(全人代)で国家主席に就任すると予想されている。

 「習近平国家主席」の誕生には、江沢民(ジャンズーミン)・前国家主席の強い後押しがあったというのが定説だ。胡氏が後継に指名したかったのは同郷(安徽省)の後輩である李克強(リークァチャン)・第1副首相だった。胡氏と李氏は共産党エリートの集まりである中国共産主義青年団(共青団)出身という共通点もあり、経済成長よりも格差是正を重視する考え方で一致していると言われている。

 しかし、江氏が率いる「上海閥」が強力に推したのが元上海市共産党委員会書記の習氏だった。また、習氏の父は副首相まで務めた習仲勲(シージョンシュン)氏で、党幹部の師弟グループで構成する「太子党」も習氏支持の流れに乗った。

 その結果、2007年秋の共産党大会(17大)で、習氏は党の最高意思決定機関である中央政治局常務委員に2階級特進で抜擢された。2010年秋には党中央軍事委員会で、胡氏に次ぐ副主席の座も獲得した。

依然残る、江沢民の影響

 次期の国家主席がほぼ確定したことで注目されるのが、温家宝(ウェンジャーバオ)首相の後を誰が継ぐかということ。

 順当に行けば胡氏が推す李氏となるが、最近になって存在感を増しているのが王岐山(ワンチーシャン)副首相だ。中国人民銀行や中国建設銀行の総裁を歴任するなど経済政策に詳しく、米中経済交渉ではティモシー・ガイトナー米財務長官のカウンターパートナーも務めている。

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