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「英語で伝える力」を育てるために

第14回 8日間で英語力を高めるESLプログラムを実施

  • 小林 りん,中西 未紀

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2012年1月23日(月)

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 日本とアジアをはじめとする世界各国の子供たちが生活をともにし、リーダーシップやダイバーシティ(多様性)について学ぶ。全寮制高校「International School of Asia, Karuizawa(ISAK、インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢)」は、世界有数の避暑地として知られる軽井沢での開校を目指している。

 2012年1月20日、長野県私学審議会で学校設置計画が正式に認可された。これで候補地に校舎を建設する手はずが整った。さらに、ISAKへの支援に前向きになる企業も増えてきそうだ。開校に向けて、また大きな一歩を踏み出したと言えよう。

 生徒を受け入れる器については、かなり見通しが立った。では、その“中身”となるカリキュラムはどうなっているのか。公益財団法人インターナショナルスクール・オブ・アジア設立準備財団の代表理事を務める小林りんは「サマースクール2012では、参加生徒数を増やし、カリキュラムもISAKが開校時に設ける内容にもっと近づけます」と意気込む。そのための準備がすでに始まっている。

(これまでの経緯はこちらを参照)

 全寮制高校「International School of Asia, Karuizawa(ISAK、インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢)」に入学を希望する子供に、どの程度の英語力を求めるべきか――。公益財団法人インターナショナルスクール・オブ・アジア設立準備財団代表理事を務める小林りんをはじめとする仲間たちにとって、頭を悩ませる大きな問題だった。

 ISAKでは、英語で授業を行う。さらに生徒一人ひとりが自分の意見を述べるディスカッション形式を採る。従って、教師が話す英語の内容を7割がたは理解し、考えをまとめて英語で発言するレベルでないと、おいてきぼりになってしまう。「学力は高くてやる気に満ち溢れているけれども英語ができない。このため、過去のサマースクールでも参加をお断りせざるを得なかったケースが、残念ながらありました」。こう話す小林は、やるせなさをにじませる。

 毎日の生活を家族や友達と日本語で会話する子供に、授業に差し支えないほどの英語力を要求するのは難しい。だからといって、英語力を重視し過ぎると、海外生活の経験があったり、インターナショナルスクールに通っていたりする子供にしか門戸を開けない。

 英語が未熟でも、「この子であれば乗り切れるだろう」と見込んで参加を認めたケースもあった。そんな子供たちからは、サマースクール終了後に「英語の必要性が身にしみて分かった。今、頑張っています」という報告が届く。

 ここに小林は嬉しさを感じる一方で、不安も覚える。「リーダーシップやデザインシンキングといったカリキュラム、そしてダイバーシティ(多様性)を、どのぐらい吸収してもらえたのだろう・・・」と。

ESLプログラムという新たな挑戦

 英語力を、どう考えればいいのか。改めて小林に問うと、こんな答えが返ってきた。

 「ある人がどんなに素晴らしい考えを持っていても、相手に伝えることができなければ、それは活かされませんよね。そして、これからの世の中では自分の考えを伝えなければならない相手は、必ずしも日本人だけではなくなっていくと思います」

 「ネイティブスピーカーのように、ペラペラ話せる必要はないんです。ただ、相手の考えがきちんと分かって、自分の意見が言える。願わくば、その行間も読める。英語で行われている議論の場で、話の展開を見据えて、ここぞというタイミングで発言する。それができないと、人と交渉するどころか、自分の考えを理解してもらうことすらできませんよね」

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