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中国で「美術品収集」が過熱

2012年2月3日(金)

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中国人投資家の目がアートに向けられている。オークションでは10億円単位の破格の取引も出始めた。かつて、アートバブルに沸いた日本の二の舞いになるのか。

 中国人による美術品売買の勢いが止まらない。オークション大手のクリスティーズによれば、2011年の香港における落札総額は過去最高となる704億円。前年比25%の増加となった。同様に、サザビーズでも香港での落札総額はうなぎ登りで、昨年は過去最高を記録した。落札者の大部分は中国人の収集家や投資家だ。

 2011年は記録ずくめの年だった。5月に行われた北京のオークションでの一幕。収集家が狙ったのは近現代中国絵画の巨匠・斉白石(せいはくせき)(1864年~1957年)の大作だ。松の木に鷹が止まっている水墨画で、両脇に対句が添えられている。オークションは11億円からスタートし、そしておよそ50回にも及ぶ激しい競り合いの末、54億円(手数料込み)で落札された。落としたのは中国人コレクター。この分野では過去最高落札額となった。

 翻って日本。東京・銀座や日本橋に店を構える古美術商でも、数年前から中国人の姿が目立ってきているという。彼らは中国本土で美術商を営む「プロ」や、事業に成功した富豪、あるいは一見の観光客まで様々だ。

 目的は、日本に流れた中国古美術の買い戻しである。戦前からバブル期までの長い間、日本のコレクターによって中国の古美術が随分、集められた。それを再び「本土」に戻す現象が起きているというのだ。

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「中国で「美術品収集」が過熱」の著者

鵜飼 秀徳

鵜飼 秀徳(うかい・ひでのり)

ジャーナリスト、浄土宗僧侶

1974年、京都市生まれ。新聞記者、日経ビジネス記者、日経おとなのOFF副編集長などを歴任後、2018年に独立。「宗教と社会」をテーマに取材を続ける。正覚寺副住職、浄土宗総合研究所嘱託研究員、東京農業大学非常勤講師。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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