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オリンパス巡り、3社が争奪戦

2012年2月16日(木)

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上場維持が決まったオリンパスの“争奪戦”が始まった。複数の国内有力企業が資本・業務提携に名乗りを上げる。高収益の内視鏡事業を自社の成長戦略に組み込む狙いだ。

 オリンパスの資本・業務提携先として有力視されているのは、富士フイルムホールディングス、ソニー、テルモの3社だ。

 富士フイルムはオリンパス側に、提携の具体的な内容を盛り込んだ提案書を送付。中嶋成博専務は1月末の決算会見で、「資本参加と人材の相互協力を考えていくことになる」と語った。

 最大の狙いは、オリンパスが世界シェアの7割を握る内視鏡事業だ。富士フイルムはそれに次ぐ15%のシェアを持ち、鼻から入れる管が細いタイプの「経鼻内視鏡」などが主力。一般的な経口内視鏡が得意なオリンパスとは、相互補完関係を築けると見ている。

 また、富士フイルムの持つ医療IT(情報技術)システムや画像診断装置などとの相乗効果も期待する。

 医療機器大手のテルモは、オリンパスに2.1%を出資する大株主。事業面でも人工骨材料や再生医療分野の共同研究などで以前から協力関係にある。「医療機器のノウハウを互いに持つ両社が提携するメリットは大きい」(羽田野彰士・執行役員)として、出資比率の引き上げを含めた提携関係の強化を検討している模様だ。

 ソニーもオリンパスに対し、最大で2~3割の出資を目指す方向で資本・業務提携を提案済み。これまで医療分野での実績はほとんどないソニーだが、2011年1月には社内に分散していた医療機器関連事業を集約する事業部を立ち上げた。赤字を垂れ流す薄型テレビに象徴されるように、ソニーの業績は悪化が止まらない。家電ではなく、医療分野に活路を見いだそうというわけだ。内視鏡事業と自社の画像センサー技術との相乗効果を狙う。

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上場維持を決めた市場は株主を含めて卑怯者の集まり(2012/02/16)

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「オリンパス巡り、3社が争奪戦」の著者

石黒 千賀子

石黒 千賀子(いしぐろ・ちかこ)

日経ビジネス編集委員

日経BPに入社後、英LSEに留学し修士取得。日経ビジネス、日経ナショナルジオグラフィック、日経ベンチャーを経て、2003年日経ビジネスに編集委員として戻る。主に、本誌の「世界鳥瞰」の欄を担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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