• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

羽田、「真の国際化」の波紋

2012年2月16日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

長距離国際線は深夜早朝の時間帯に限られている羽田空港。だが、今後の発着枠拡大では、昼間の国際線が増えそうだ。きっかけとなる日英航空協議は「パンドラの箱」を開けるのか。

 1月24日、国土交通省が出した一通の文書が、国内外の航空関係者を沸き立たせた。「ついに、羽田空港が本当の意味で国際化される」。ある外資系航空会社幹部は、顔をほころばせて話した。

 航空関係者が注目したのは、「日本・英国航空当局間協議の結果について」という文書に書かれた次の一文だ。「羽田空港の昼間時間帯について、国際線の発着枠が3万回から6万回に増加する段階において、日英双方2便/日ずつの運航を可能とする」。この文章が航空業界に与えるインパクトは大きい。

 年々増加する航空需要に応えて、羽田空港は2010年10月から本格的な再国際線化に踏み切った。しかし、再国際化に当たっては24時間利用できない成田空港の補完的な役割を重視したため、北米や欧州などの長距離国際線を飛ばせるのは、今も深夜早朝時間帯に限られている。

 当然、使い勝手は悪い。そのため北米の外資航空会社の中には、羽田便を運休するケースが相次いだ。運休こそしていないが、羽田~英国路線を飛ばす英ブリティッシュ・エアウェイズも深夜早朝便に苦戦する1社だ。

 現在、同社は「午前6時25分羽田発、午前10時ヒースロー着」「午前8時5分ヒースロー発、翌午前4時55分羽田着」というダイヤで週5便を飛ばしている。だが羽田空港の出発・到着時刻があまりに早く、利便性は低い。それでも運航を続けてきたのは、早ければ2013年度中に予定されている羽田のさらなる発着枠拡大で昼間の日英線を開設するためだ。「昼間の便が飛ばせれば、東京以外に住む利用者も前泊せずに羽田便に乗れる」(ブリティッシュ・エアウェイズ)。利用客は格段に増えると見ている。

コメント0

「時事深層」のバックナンバー

一覧

「羽田、「真の国際化」の波紋」の著者

日野 なおみ

日野 なおみ(ひの・なおみ)

日経ビジネス記者

月刊誌「日経トレンディ」を経て、2011年から「日経ビジネス」記者。航空・鉄道業界や小売業界などを担当する一方、書籍編集なども手がける。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック