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疑惑が絶えない「伏魔殿」

西日本高速道路、民営化後も迷走

2012年2月28日(火)

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 2月26日付の読売新聞に以下の見出しが躍った。

 「新名神入札疑惑で清水建設社員ら自宅を捜索」

 昨年6月、西日本高速道路会社(NEXCO西日本)が入札を行った新名神高速道路建設工事を巡り、入札前に価格情報が流出していた疑いがあるとして、清水建設やNEXCO西日本の捜査を始めた、という記事だ。

 対象となっている工事は、神戸市北区道場町にある全長3kmの区間。昨年6月30日に一般競争入札が行われたが、入札者からの提出書類に疑義が生じたとして入札手続きを保留し、その後8月12日に入札手続きを中止していた。

 報道によれば、清水建設の資料に記載された資材などの単価の一部が、NEXCO西日本の試算と同じと判明、相談を受けた兵庫県警は情報漏洩で入札業務が妨害された可能性があるとみて調べていた。

 今回、疑惑が発覚した「道場工事」では清水建設という具体的な社名が挙がっている。ただ、「(清水建設は)氷山の一角ではないか」とNEXCOの関係者が語るように、この数年のNEXCO西日本の発注を見ると、不自然な動きが相次いでいた。

 例えば、新名神高速道路・箕面インターチェンジ(IC)工事。2010年8月3日に入札が行われたこの工事も、道場工事と同様に、8月25日になって入札手続きが保留されている。

 NEXCO西日本は適正契約基準価格を下回った入札者に対して、適正な理由で入札価格を出しているのか、審査している。箕面IC工事では、適正契約基準価格を下回った業者が複数社あったため入札審査を実施した。

 ただ、入札審査の最中に「適正契約基準価格を下回った業者に入札辞退を促した」という匿名の情報提供が寄せられたため、NEXCO西日本は調査委員会を設置、10月に「不正の事実はなかった」という内容の声明を公表している。

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「疑惑が絶えない「伏魔殿」」の著者

篠原 匡

篠原 匡(しのはら・ただし)

ニューヨーク支局長

日経ビジネス記者、日経ビジネスクロスメディア編集長を経て2015年1月からニューヨーク支局長。建設・不動産、地域モノ、人物ルポなどが得意分野。趣味は家庭菜園と競艇、出張。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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