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離陸するか?ウルトラブック

ライバルはタブレットとMacBook Air

2012年3月1日(木)

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 ノートパソコンの世界で、薄さと起動の速さを売り物にした「Ultrabook(ウルトラブック)」が注目を集め始めた。

 日本では昨年末から、東芝や台湾アスーステック・コンピューター、日本エイサー、レノボ・ジャパンが市場に投入している。今年に入って、日本ヒューレット・パッカードも新機種を販売。2月22日には14型液晶とガラスを使った本体デザインが特徴の新機種「ENVY14 SPECTRE」を発表した。同社は「持ち歩き用途だけでなく、普段、家で使うノートパソコンとしても薦めたい」と意欲満々だ。

 パソコン大手の富士通でユビキタスプロダクトビジネスグループ長を務める大谷信雄・執行役員常務は「今年の夏商戦に向けて4~5月、ウルトラブックを発表する」と意気込む。NECも同様だ。

 IT(情報技術)市場調査会社のMM総研の調査によれば、2010年度(2010年4月~2011年3月)のモバイルノート(画面サイズ13.3インチ以下)の国内販売台数は81万台。2012年度は125万台、2015年度は215万台に増加し、そのほとんどがウルトラブックに置き換わると予想している。

CESで大々的に展示

 ウルトラブックは、米インテルが提唱する薄型ノートパソコンの新規格。薄さは20ミリメートル以下、価格は1000ドル(約8万円)以下が目安。インテル製のCPUを使わないスマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット型端末対抗の切り札と位置付ける。

世界最大の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」のインテルブース。ウルトラブックの展示が目立った

 米ラスベガスで1月10~13日に開催された世界最大の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」でも、インテルはブース一面にウルトラブックを展示する力の入れようだ。

 NECの製品担当者は「『タブレットを持ちたいが、キーボードがないのは不便だ。スマホがあるのでタブレットまでは持てない』。こうした利用者がウルトラブックになびくのではないか」と期待する。

 富士通は「軽くて薄いノートパソコンを望む法人に売っていきたい」と話す。一般消費者だけでなく、外部を出歩くことが多い営業担当者などのニーズが高いという読みだ。

 薄くて軽く起動が速いノートパソコンといえば、米アップルの「MacBook Air」がウルトラブックに先行する。MacBook Airが標準ではWindowsを搭載しない点をアピールすれば、ウルトラブックに商機があると考えるという向きもある。

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「離陸するか?ウルトラブック」の著者

宇賀神 宰司

宇賀神 宰司(うがじん・さいじ)

日経ビジネス記者

日経クリック、日経ベンチャー(現・トップリーダー編集などを経て、2007年1月から日経ビジネス編集記者。流通、中小ベンチャー、マネジメント、IT(情報技術)を担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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