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東北にはこんなにヒーローがいた!

スチュウ・リービーさんのドキュメンタリー映画が北米で公開

  • 竹内 靖朗

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2012年3月9日(金)

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 東日本大震災直後から東北に行き、ボランティアをしながら復興のドキュメンタリー映画を撮影した米国人がいる。日本のマンガを海外で翻訳出版するTOKYOPOPの創立者であるスチュウ・リービーさんである。

 完成した映画『Pray for Japan ~心をひとつに~』は、テーマ曲の提供と演奏を奥田民生さんが、詩の朗読を鈴木京香さんがボランティアで担当することになり、北米16都市での公開が決まった。

 彼はなぜドキュメンタリー映画を撮ることになったのか。そして、奥田さんら豪華な面々をどうやって巻き込んでいったのか。そこには、日本を愛する米国人が現地で見た、“ヒーロー”たちの活躍があった。

―― スチュウ・リービーさんが完成させた石巻の復興ドキュメンタリー映画『Pray for Japan ~心をひとつに~』では、奥田民生さんがテーマ曲を提供し、鈴木京香さんが詩の朗読を担当するなど、豪華な面々がボランティアで参加しています。

スチュウ:非営利ベースの映画なので、制作にかかわってくださった人はみんなボランティアでした。資金も、Kickstarterというサービスを通じて2万ドル以上の寄付を世界中から集めることができました。本当にたくさんの人に支えられてできた映画です。この場を借りてお礼をいいたいです。ありがとうございます。

(※映画の公式トレーラーはこちら

―― 日本のマンガを海外で翻訳出版するTOKYOPOPを率いるスチュウさんが、なぜこのようなドキュメンタリーを撮ることになったのですか?

スチュウ:ちょうど震災の前に東京に来たんです。実は北米のマンガ事業を閉めないといけなくなって、日本の出版社に事情を説明して回る予定でした。震災前日の3月10日は、慶應大学のビジネススクールの授業で頼まれて、ベンチャーについて話をしました。なぜ自分のビジネスが失敗したのかという例を交えながら。

スチュウ・リービー
監督・プロデューサー。米ロサンゼルス出身。UCLAで経済を学び、ジョージタウン大学のロースクールを経て、慶応大学・東京大学などに留学。1996年に日本のマンガを海外で翻訳出版するTOKYOPOPを設立。全米プロデューサー協会(PGA)国際委員会共同議長。カリフォルニア州弁護士(インタビュー写真:中野和志、以下同)

 そして2011年3月11日。東京の自宅で、ちょうどオーストラリアにいる人と電話会議をしているときに地震が起きました。とても会議を続けていられなくて、中断して、テレビをつけたら、街が津波に飲まれる映像が目に飛び込んできたのです。みなさんも同じだと思いますけど、とてもショックでした。

 その10年前くらいですが、三陸海岸を車で旅行したことがあったんです。とても楽しかった。気仙沼からフェリーで渡った大島では、民宿で漁師さんに取ってきたばかりのウニを食べさせてもらったり。あんなに美しかった東北の街が、とんでもないことになっている。その夜は眠れなくて、現地の人は大丈夫だろうか、自分に何かできることはないか、いろいろと考えました。

 翌日、友人と会って相談したり、インターネットで調べたりして、ボランティアで現地に行く方法はないか探しました。でも、ネットには、「災害のときは素人が一人でボランティアに行くと足手まといだから、プロにまかせるべきだ」と書いてある。自分は何もできないのかと思って落ち込んでいたら、友人がとあるNPOのメールを転送してくれた。支援物資を現地に運ぶ人を探していたんです。さっそくそれに応募して、3月14日に出発しました。

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