• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

シャープ新社長、商品重視でデバイス危機脱出へ

年上の“穏健派”に全権集中

  • 小板橋 太郎,吉野 次郎

バックナンバー

2012年3月15日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 シャープは14日、大阪市内で緊急記者会見を開き、奥田隆司常務執行役員(58)が4月1日付で社長に昇格する人事を発表した。片山幹雄社長(54)は代表権のない会長に、町田勝彦会長(68)は相談役に退く。シャープは液晶テレビ事業の採算悪化で2012年3月期に2900億円の連結最終赤字に陥る見通し。

片山幹雄社長(左)と、新社長となる奥田隆司常務執行役員
(写真:峯村創一)

 社内では奥田氏の社長昇格を意外と受け取る人も多い。同社のある中堅幹部は、「奥田さんは堅実で温厚なタイプ。報告に上がってもいつもニコニコしている。その代わり、何かすごいことをやり遂げた、というイメージは薄い」と話す。

 社長候補としては「第3の男」だった奥田氏の起用は「デバイス重視から商品重視へシフトしたいシャープの変身願望の表れ」。ある幹部はこう解説する。

 片山社長はもともと薄膜の技術者で、液晶テレビのキーデバイスである液晶パネル工場に積極投資してきた。2009年には、「第10世代マザーガラス」と呼ばれる世界最大のガラス基板を採用した液晶パネル工場「堺工場」を稼働させ、2010年にはフル生産に踏み切った。同工場への総投資額は4000億円を超える。しかし生産過剰に陥り、現在は稼働率を半減させている状況だ。

 商品では、片山社長の肝いりでタブレット端末「ガラパゴス」や、持ち運び可能な液晶テレビ「フリースタイルAQUOS」を発売した。しかし、ガラパゴスの販売は不調に終わり、フリースタイルAQUOSは液晶テレビ事業の起死回生策とはならなかった。

コメント0

「ニュースを斬る」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

人々が働きたいという会社になるには 「働きやすさ」と「働きがい」、この2つが必要だ。

川野 幸夫 ヤオコー会長