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LTE対応はiPhoneの鬼門になるか

2012年4月3日(火)

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 iPadが発売されて2週間が経過した。米アップルは発売3日間で300万台を突破したと発表し、好調さをアピールした。前モデルとなる「iPad2」が最初の3日間で100万台以上を売ったことを考えると驚異的なペースのようにも見える。

 iPad2の発売当初はアメリカ1カ国のみでの販売で、今回のiPadは12の国と地域での同時販売になっているとはいえ、実際にアップルストアを覗いてみれば、平日であっても、iPadの購入を検討する客で溢れている。直営店のアップルストアだけでなく、家電量販店でもiPad売り場が賑わっていることを考えると、iPadがいままで以上に一般的に広まっている様子が伺える。

iPadで初の対応

 いくつかの特徴のうち、今回の新型iPadに関するアップルの戦略を占う上で重要となってくるのが、高速の通信方式である「LTE」への対応だ。新型iPadでは、アップル製品としては初めてLTEに対応した。

 しかし、LTEが使えるのは今のところアメリカとカナダの2カ国のみ。他国ではLTEが使えない。

 日本でも、「ソフトバンク4G」を盛んにアピールしているソフトバンクがiPad Wi-Fi+4G版を扱うが、残念ながら4Gは非対応だ。今、ソフトバンクが手がける4Gは、経営難に陥ったウィルコムが手がけていた「AXGP」と呼ばれる技術。AXGPは「TD-LTE」と呼ばれる中国・チャイナモバイル(中国移動通信)が率先して世界での普及を広めようとしている技術に近いとされている。

 アップルがiPadで採用したLTEはFD-LTEという、世界的に普及が進みつつある技術で、TD-LTEとは異なるものだ。ソフトバンクから発売されるiPad Wi-Fi+4GをLTEで使うには、当然のことながら、ソフトバンクがFD-LTEを始める必要がある。

 これに対して、同社の孫正義社長は「将来的には当然、LTEをやっていく」とコメントするものの、具体的なスケジュールや詳細に関しての明言は避けた。

3月16日、LTE導入の質問に答えるソフトバンクの孫正義社長

 FD-LTEは、日本でも既にNTTドコモ、イー・モバイルがサービスを提供中で、KDDIも年内に開始する予定だ。KDDIが手がけることにより、これまで通信方式が違っていた国内4キャリアがLTEで揃うことになる。

 だが実はLTEに関しては厄介な課題が存在する。同じLTEであっても、利用する周波数がバラバラなのだ。

 例えば、iPadが対応しているアメリカのベライゾン・コミュニケーションズとAT&Tは700MHz帯だ。欧州は2.6GHzや1.8GHz、800MHzといったところが中心となる。

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「LTE対応はiPhoneの鬼門になるか」の著者

石川 温

石川 温(いしかわ・つつむ)

スマホ/ケータイジャーナリスト

1999年日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社、『日経トレンディ』編集記者に。ケータイ業界を中心にヒット商品、クルマ、ホテルなどで記事を執筆。2003年にジャーナリストとして独立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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