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エコカー補助金、夏に枯渇?

2012年4月12日(木)

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「エコカー補助金」の申請受け付けが4月2日に始まった。販売好調を受け、夏にも打ち切りになるとの観測が出ている。反動減に備えるべく、商戦が熱を帯びている。

 お台場にあるトヨタ自動車のショールーム「メガウェブ」。4月1日、小型HV(ハイブリッド車)「アクア」が並ぶ展示スペースで案内係に納期を尋ねると「恐らくは9月以降になるかと…。早めのご商談をお勧めします」との答えが返ってきた。

 なぜ、急がなければならないのか。政府が3000億円を用意したエコカー補助金の予算が、夏にも底を突くとの観測が強まっているためだ。アクアや「プリウスα」などの人気車種では、購入時期、納期によっては補助金をもらえない可能性も出ている。

 補助金の制度をおさらいすると、申請受け付けは4月2日からだが、適用は昨年12月20日以降の購入分にさかのぼる。補助金を盛り込んだ2011年度第4次補正予算は2月8日に成立している。補助金の復活が浮上した昨年末以降、メーカー、販売会社は国内販売の後押しになると期待を寄せてきた。

プリウスαは納車まで2~3カ月

 補助金の額は登録車で10万円、軽自動車で7万円。トラック・バスなどの事業車も燃費基準を満たせば20万~90万円が補助される。3000億円の予算総額は登録車と軽自動車に2781億円、事業車には219億円が振り分けられている。

現在のペースなら「もって9月」

 登録車、軽自動車で大ざっぱに270万~280万台分の予算がついた格好。少なくないように思えるが、復興需要の後押しなどもあって国内販売は復調が続いている。

 乗用車に絞ると、2012年1~3月の販売台数は登録車が98万台、軽自動車が46万台に達した。補助金の対象車が何割を占めるかははっきりしないが、販売上位は軒並み対象車が並ぶ。ある自動車メーカー幹部は「約8割を占める」と打ち明ける。市場全体でも8割と仮定すると、単純計算で補助金対象車の販売は110万台を超え、既に予算の半分に迫る。

 現在の販売ペースが続けば、早ければ7月末にも補助金が打ち切りになる可能性がある。「普通に考えれば9月いっぱい」というのが、自動車メーカー各社の大方の見立てだ。

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「エコカー補助金、夏に枯渇?」の著者

張 勇祥

張 勇祥(ちょう・ゆうしょう)

日経ビジネス記者

2012年から日経ビジネスの記者。転々と部署を異動してきた器用貧乏。それでも、何とか中国経済はモノにしたいと願う中年記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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