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激戦中国市場、トヨタの勝機は

2012年5月1日(火)

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北京モーターショーで、“中国産”ハイブリッド車の推進を表明したトヨタ。中国政府が掲げた「エコカー500万台構想」が追い風になる可能性もある。一方、日産とホンダは消耗戦に打って出る。戦略の違いが鮮明になった。

 「中国で出遅れていると言われるたびに、悔しい思いをしてきた。私たちの課題は『商品』だが、そのカギを握るのがハイブリッド技術だ」――。

中国産ハイブリッド車を披露したトヨタ自動車の豊田章男社長

 4月23日に中国・北京で開幕した「第12回北京国際自動車ショー(北京モーターショー)」。トヨタ自動車の豊田章男社長は、集まった現地メディア関係者らを前に力強く訴えた。

 同社の目玉となったのが、江蘇省常熟市の「トヨタ自動車研究開発センター(TMEC)」で開発中のハイブリッドシステムを搭載するコンセプトカー「雲動双擎(ユンドンショワンチン)」。現在、中国では「プリウス」などのHV(ハイブリッド車)向け基幹部品を日本から輸出しているので、車両は割高で販売台数も限定的だ。このため2015年にも部品の現地生産に踏み切る計画。雲動双擎はその第1弾だ。

 日本と同様に、燃費性能と環境対応を軸としたエコカーブームの火つけ役としての期待をかける。TMECの山科忠社長は「中国産HVの実用化は、豊田社長からの大きなミッション。全力で取り組んでいる」と話す。

 中国の乗用車市場でのトヨタのシェアは5%前後で、上位の独フォルクスワーゲンや米ゼネラル・モーターズなどにむしろ突き放されている。世界最大の市場となった中国での起死回生の策が、お家芸のHVであることを北京モーターショーで鮮明にした。

 雲動双擎にはもう1つ、中国の消費者に訴えたいポイントがあった。デザインだ。ヘッドライトを細長い流線形とし、“鋭さ”を強調。「中国でトヨタ車は保守的で個性がないと受け取られている面は否めない。今後は開発側が多少のリスクを感じるくらいの思い切ったデザインの車を出す」と福市得雄・常務役員は決意を示す。

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「激戦中国市場、トヨタの勝機は」の著者

吉野 次郎

吉野 次郎(よしの・じろう)

日本経済新聞社記者

1996年、日経BPに入社。2007年から日経ビジネス編集部で電機業界や自動車業界、企業の不祥事を担当。2015年4月から日本経済新聞社電子編集部に出向中。産業、経済事件を中心に取材・執筆する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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