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NTT、大型再編の予感

2012年5月24日(木)

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NTTがグループ主要会社のトップ人事を発表した。持ち株会社の次期社長は、組織の見直しに意欲的とされる。1999年の分割以来の大型再編の予感も漂わせる。

 「新経営陣がグループ再編に乗り出すのは確実だろう」

 5月11日のグループ各社のトップ人事発表を受け、社内外では早くも、NTTの新たな組織再編がささやかれ始めている。

 グループの司令塔である持ち株会社の社長に昇格する鵜浦博夫副社長は南アフリカ共和国のIT(情報技術)サービス大手、ディメンション・データの買収を指揮するなど、グローバル化の推進で実績を重ねてトップの座を射止めたが、伸び悩む国内事業の再編にも意欲的とされる。

トップ交代を発表するNTTの三浦惺社長(左)と鵜浦博夫・次期社長。3代続けて人事・労務畑の出身者がグループを率いる

 2011年には認可制だったNTT東西地域会社の県間サービスを届出制に規制緩和させるNTT法の改正を実現。グループを挙げて7月から取り組む料金請求・回収業務の一元化も、鵜浦氏の手腕によるものだ。

時代遅れの事業構造

 鵜浦氏が社長就任後に直面する課題は、自社の事業構造と市場の競争環境の間のミスマッチの解消になる。

 NTTの事業構造は今も、営業エリアや通信距離によって組織を分割した1999年の再編の形を残す。インターネットと携帯電話の急速な普及によって全国一律の通話料が一般的となる中、現在の組織の姿が時代にそぐわなくなっているという指摘はもう何年も続いてきた。

 最近では、携帯電話の接続料を巡ってNTTドコモを訴えている日本通信とNTT東日本が提携するなど、グループ内で互いの事業領域を侵食する動きも目立つ。こうした対立をできる限り抑え、グループ各社のベクトルを一致させるには、持ち株会社が主導して顧客を起点に事業構造を再構築する必要がある。

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「NTT、大型再編の予感」の著者

白石 武志

白石 武志(しらいし・たけし)

日経ビジネス記者

日本経済新聞社編集局産業部(機械グループ)、京都支社、産業部(通信グループ、経営グループ)を経て、2011年から日経ビジネス編集部。現在は通信、半導体、家電業界などを担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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