• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

ギリシャ再選挙:緊縮派が勝利するも急進左派SYRIZAが躍進

長年にわたるNDとPASOKによる議会支配に風穴

  • 有馬 めぐむ

バックナンバー

2012年6月20日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 6月17日、ギリシャ議会の再選挙が行われた。緊縮派の新民主主義党(ND)が僅差で急進左派連合(SYRIZA)を押さえ、第1党となった。NDの得票率は29.65%、SYRIZAは26.88%だった。第1党には50議席がボーナスとして上乗せとなるので、NDは129議席を獲得。一方、SYRIZAの議席は71にとどまった。

新民主主義党(ND)がシンタグマ広場に設置した、選挙キャンペーン用のテント。政策が書かれたパンフレットなどが置いてある

 20日までに連立政権が発足する見通しだ。連立協議について、SYRIZAは連立参加を拒否した。第3党となった全ギリシャ社会主義運動(PASOK)――NDと同様に緊縮財政に賛成している――のヴェニゼロス党首は連立に向けて協力姿勢を見せている。

 実は、連立協議が難航する兆候があった。NDとすぐにも連立協議に入るとみられていたPASOKの幹部が「SYRIZAが参加しなければ連立協議は難しい」という発言をしたからだ。しかし、その数時間後にはヴェニゼロス党首が懸念を打ち消した。NDとPASOKだけで過半数に達するが、民主主義左派党(DA)の連立参加も見込まれている。

都市部、若年層の支持を獲得したSYRIZA

 選挙までの数週間、世論調査におけるNDとSYRIZAの支持率はほぼ拮抗していた。五里霧中の展開と予想されていた。選挙前、数社のリサーチ会社が最後に発表した調査結果は、ND23.9~26.5%、SYRIZA22.5~31.5%となっていた。

 NDとSYRIZAの「どちらの党首が首相にふさわしいか」という質問では、サマラス党首が46.4%、SYRIZAのツィプラス党首が16.3%という結果が出ていた。緊縮財政に反対するSYRIZAの政策は支持する――同党は「ユーロ離脱ではなく、緊縮策の緩和をEUに働きかける」という立場を5月半ばに明確にしている――ものの、若いツィプラス党首への信頼度は低い、ということが読み取れて興味深かった。

コメント0

「ニュースを斬る」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック