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楽天、電子書籍参入の余波

2012年7月3日(火)

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7月に楽天が電子書籍端末販売に参入する。価格破壊を仕掛け、先手必勝で市場を一気に押さえようとの考えだ。最大の競合、米アマゾン・ドット・コムもついに目に見える形で動き出す。

 楽天は7月中旬に、電子書籍端末「Kobo(コボ)」を発売する。名称は「楽天Kobo Touch(コボタッチ)」。黒、シルバー、ライラック(紫)、ブルーの4色で、端末価格は破格とも言える8000~1万円程度になる見通しだ。

楽天のKobo Touch。ロゴは日本仕様に変更される予定

 楽天が運営するEC(電子商取引)モール「楽天市場」に端末販売専用ページを設けるほか、上新電機、ビックカメラは店頭及び楽天市場内の店舗でも販売する。ヨドバシカメラは楽天市場に出店していないが、店頭でのみ販売する予定だ。

 楽天は同時に電子書籍コンテンツを販売する専用サイト「Koboストア」も開設する。電子書籍の世界標準仕様である「EPUB3.0」を全面採用し、当初は約3万点のコンテンツを揃える。年内の早い時期に5万点まで拡充していく考えという。

 さらに同社が目指す「楽天経済圏」の核となるポイントシステム「楽天スーパーポイント」もフル活用する。端末やコンテンツの購入時に、1%のポイントを付与するほか、これまでに蓄積したポイントで端末や書籍を購入できるようにする。コボタッチに限らずコンテンツを購入して閲覧できるよう、スマートフォンやタブレット、パソコンのそれぞれに専用ソフトを無料で配布する。

 楽天は今年1月の日経ビジネスの取材に対し、3年以内に数百万台の販売を目指したいと語っている。国内の電子書籍端末市場を一気に押さえ、世界最大手の米アマゾン・ドット・コムが参入する前に少しでもシェアを高めておきたい考えだ。

 楽天がカナダのコボを買収したのは2011年11月。3億1500万ドル(約236億円)を投じてアマゾン追撃の武器を手に入れた。それから1年経たずしての日本市場への参入。驚異的なスピードでの楽天の動きに対し、業界内では様々な波紋が広がっている。

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「楽天、電子書籍参入の余波」の著者

原 隆

原 隆(はら・たかし)

日経コンピュータ記者

宮崎県出身。お酒が好きです。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

中川 雅之

中川 雅之(なかがわ・まさゆき)

日本経済新聞記者

2006年日本経済新聞社に入社。「消費産業部」で流通・サービス業の取材に携わる。12年から日経BPの日経ビジネス編集部に出向。15年4月から日本経済新聞企業報道部。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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檜山 敦 東京大学先端科学技術研究センター 講師