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訴訟横目にサムスン快走

2012年7月24日(火)

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韓国サムスンの新型スマートフォン「GALAXY S III」が好調。ライバルの米アップルの「iPhone」に匹敵するとの評もある。両社の訴訟合戦も山場。リスク軽減は時間との勝負だ。

 「サムスンの商品はアップルほど格好良くない」――。携帯端末のデザインを巡り、米アップルが韓国サムスン電子を訴えていた訴訟で、英高等法院は7月9日、こう指摘してアップルの訴えを退けた。サムスンにとっては複雑な勝訴判決だが、アップルのデザインの優位性が全米に浸透していることを端的に表すエピソードだ。

 しかし6月初旬に全米で、6月28日に日本でも発売された新型スマートフォン(高機能携帯電話)「GALAXY(ギャラクシー) S III」は「アンドロイドOS(基本ソフト)陣営では初めてアップルの『iPhone』に匹敵するレベル」(米ウォールストリート・ジャーナル)との評価が高い。同紙は「アンドロイド端末は数ではiPhoneを凌駕したが、一つひとつは名前も忘れられがちで旗艦モデルがなかった。サムスンはそれを変えようとしている」と指摘する。

 米国の消費者情報誌「コンシューマーリポート(電子版)」も「4.8インチという大きく高精細な画面に加え、アプリの同時処理能力も高い」と評価。米3大携帯電話会社が販売するスマホのうち、GALAXY S IIIをいずれもトップにランクしたと発表した。

 サムスンはGALAXY S IIIの出荷が7月中に1000万台を超えるだろうと予測している。一部の携帯電話会社はサムスンから端末を十分に調達できず、発売を延期するなどの混乱も起きていたほどだ。

 日本でもNTTドコモが発売しているが、売れ行きは好調の模様。ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaでは「ダントツの売れ行き。スマホ販売全体の4~5割を占めているのではないか」(担当者)という。

 GALAXYシリーズの国内出荷台数は2010年発売の初代モデルが100万台、2011年の2代目「SII」が85万台と言われ、今回の「S III」も最終的に同程度の売れ行きを期待しているという。

 iPhone対抗機として全世界で急速に頭角を現すGALAXY。並行して進むアップルとの世界的な訴訟合戦の行方が今後に大きく影響を与えそうだ。

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「訴訟横目にサムスン快走」の著者

小板橋太郎

小板橋太郎(こいたばし・たろう)

前日経ビジネス編集委員兼副編集長

1991年立教大学文学部史学科卒、日本経済新聞社入社。整理部、社会部、産業部などを経て2011年から日経ビジネス編集委員。現在は日本経済新聞社企画報道部デスク

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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