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スズキ、インド暴動の波紋

2012年7月31日(火)

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スズキのインド現地法人で死者が発生する暴動が起きた。カースト制度などが原因に挙げられるが、景気減速やインフレへの不満も一因と見られる。同様の構図は「新・新興国」と期待が集まるバングラデシュやミャンマーなどにも広がる。

 放火された建物に残る焼け焦げた机、フロントガラスが割れた乗用車。スズキのインド子会社、マルチ・スズキのマネサール工場(ハリヤナ州)に残る爪痕が、18日に起きた暴動の激しさを物語る。

 同工場は年間生産能力が60万台に上る、マルチ・スズキにとって第2の生産拠点だ。昨年もストライキが繰り返し発生し、8万5000台の生産に影響が出た。マルチ・スズキの2012年3月期は減収減益だったが、生産減による機会損失もその一因だった。

 製造ラインを管理するパソコンに被害が出たとの情報もあり、「操業再開のメドは立っていない」(スズキ)。スズキの株価は23日に1400円を割り込み、2009年来の安値をつけた。

労務管理の難しさが浮き彫りに

 暴力を振るった労働者に下した停職処分に不満を持ち、暴徒化した労働者が管理者に暴行した今回の事件。事務所や守衛所に火が放たれ、工場の人事部長が亡くなっている。浮き彫りになったインドでの労務管理の難しさ。暴動の原因はまだ不明な点が多いが、カースト制度の存在を挙げる声は多い。

 今回のケースでも、管理者が下位カーストの労働者を侮辱する発言があったとされる。普段の業務では問題とならなくても、何かのきっかけで大きなトラブルに結びつく危険性は常にある。

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「スズキ、インド暴動の波紋」の著者

張 勇祥

張 勇祥(ちょう・ゆうしょう)

日経ビジネス記者

2012年から日経ビジネスの記者。転々と部署を異動してきた器用貧乏。それでも、何とか中国経済はモノにしたいと願う中年記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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