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シンガポール政府の職員だった日本人が立ち上がった

シンガポールを拠点とするアジア事業展開は俺に任せろ!

2012年8月9日(木)

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 シンガポールを拠点にして、アジアでの事業展開を進める日本企業や日本人起業家が急増している。拡大するアジア市場は魅力的だ。シンガポールは、そのアジアのハブである。シンガポールの税制やインフラはビジネスをするのに適している。しかし、これらとは別の背景もある。オフィスを提供するなど、日本企業のアジア展開を支援するサービスを提供する事業者が存在しているのだ。

 今回、筆者は、その中でクロスコープ・シンガポールに注目した。シンガポール政府の職員だった関泰二氏が関わっているからだ。シンガポール政府に務め、同国企業の日本進出を支援してきた関氏は、同政府を知り尽くしている。同国の政財官に広い人脈を持つ。さらに、シンガポール市場、そしてアジア市場やアジア企業を熟知している。関氏は、この経験をいかし、180度逆のビジネス――日本企業のシンガポール市場進出を支援――を行っている。

 同氏は、シンガポールにとどまらず、インドネシア、中国、インドにおいても日本企業を支援する戦略を描いている。現地での情報収集力やネットワーキング力が十分ではないものの、グローバルビジネスを志向する日本の中堅中小企業にとって、同社は力強い味方になるかもしれない。

 クロスコープ・シンガポールの関ディレクターに話を聞いた。

田村:クロスコープ・シンガポールが提供するサービスについて教えてください。オフィススペースを貸しているということですか?

クロスコープ・シンガポールの関泰二ディレクター
関泰二(せき・やすじ)1971年 東京都生まれ。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際関係学修士課程修了。
文部科学省管轄の公益法人を経て、2005年に起業、上海を中心とした投資コンサルテイング事業を始めるものの失敗。2008年 シンガポールの政府省庁であるIE Singapore(シンガポール国際企業庁)のSenior Market Officerおよび、在京シンガポール共和国大使館商務部の商務官として、多くのシンガポール企業の日本市場進出に貢献。2011年 同庁退官、現在シンガポールにて活躍中。

:日本企業がシンガポールで事業をスタートするために必要な支援をワンストップで提供しています。中心は賃貸オフィスです。

 私たちは、弊社のサービスを利用する企業同士が提携して新たなビジネスが生まれるビジネスエコシステムを作りたいという理念を掲げています。シンガポールに進出した企業が切瑳琢磨しつつ協調する「トキワ荘」のような環境を目指しています

 弊社をご利用いただいている企業の業態を、多い順に挙げると、こうなります。
1)IT 関連企業、
2)ビジネスサービス(会計事務所、法律事務所、経営コンサル、人事労務関連サービス、人材開発/教育サービス)、
3)商社、卸売り
4)メーカー
5)飲食、小売などの消費者向けサービス業、

 IT 関連企業は経営者が若く決定が速い。大きな固定資産がなく身軽です。新興国市場を狙い、どんどんシンガポールに進出しています。

 会計や法律などのビジネスサービスを提供する企業は、他の業種の日本企業がシンガポールにどんどんやって来るので、それに背中を押されているようです。

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「シンガポール政府の職員だった日本人が立ち上がった」の著者

田村 耕太郎

田村 耕太郎(たむら・こうたろう)

前参議院議員

早稲田大学卒業、慶応大学大学院修了(MBA取得)、米デューク大学ロースクール修了(証券規制・会社法専攻)(法学修士号取得)、エール大学大学院修了(国際経済学科及び開発経済学科)経済学修士号。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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