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日の丸エアコン、海外で好調

  • 戸川 尚樹

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2012年8月10日(金)

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日本メーカーのエアコンが海外で存在感を高めている。省エネ技術や品質の高さが武器だ。現地ニーズに見合った商品投入の成果も出ている。

インド市場でヒットしているパナソニックのエアコン「CUBE」(上)。ダイキンが中国で開発した「カスタマイズパネル」エアコン(下)

 薄型テレビ、携帯電話など不振ばかりが話題になることの多い日本の電機メーカーだが、エアコン事業では気を吐いている。猛暑ではなく、新興国をはじめとした海外が原動力だ。

 パナソニックの2012年4~6月期の海外のエアコン事業の売上高は、前年同期に比べ21%増。特にインドでの売り上げは前期比で2倍を超える見込みだ。牽引役はインド現地で開発した家庭用エアコン「CUBE」。CUBEは室内機と室外機が分かれたセパレート型。窓に取りつけるウインドー型に比べて省エネ性能や静粛性に優れながら、ウインドー型並みの低価格に抑えてヒットしている。白色に加え、インド人が好むルビー色の機種を投入したことも奏功し、昨年以来、売れ続けている。「インドでは以前より電気代が上がり、当社が得意な省エネ機能のニーズが高まっている」(パナソニック)。

 ダイキン工業は中国で躍進している。中国市場でのエアコン事業の売上高は、2012年4~6月には前年同期比の10%増。2013年3月期には、中国のエアコン事業で前期比23%増の2300億円を目指す。室内機が赤色のモデルや顧客の好みの模様にパネルをカスタマイズできるモデルが好調という。

 エアコンの海外売上高比率が7割に達する富士通ゼネラルは、中東などで売り上げを伸ばした。中東市場向けに開発した防砂・防塵機能を備えた機種が売れている。

 新興国だけでなく、エアコンの発祥地である北米でも、日本メーカーのエアコンが浸透しつつある。米国の業務用エアコンの領域では、冷気を大きな管(ダクト)で部屋に運ぶ「ダクト方式」が主流だが、「日本メーカーのセパレート型の需要も徐々に増えている」(三菱電機)。セパレート型は部屋ごとに温度設定ができたり、ダクト方式よりも大がかりな工事が不要だったりするため、コスト削減に有効とされている。

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夢の実現にあたっては強く「念ずる」。そうした心構えを支えにビジネスの世界の荒波を渡ってきました。

後藤 忠治 セントラルスポーツ会長