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この世の中、浅ましい奴が勝つ

モノと人脈を鷲掴みにして這い上がる

2012年8月10日(金)

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 どんどんキャリアアップする「勝ち組女」になるには、どのような能力が必要でしょうか。(20代女性)

 遙から

 それまではたいして気にもとめず眺めてきたある女性のタイプが、最近、あるカテゴリーに分類できることを発見した。

 簡単にいうと、“欲張りな女”だ。

バーキンを全色、全サイズほしがる

 最初それは、向上心の高さ、ポジティブな挑戦、そして、社会的ステージを上げんとするキャリアアップ指向だと理解していた。欲張りで何が悪い、と。だがそのタイプが併せ持つあるパターンに昨今気づき始めた。極端な例を紹介する。

 ブランド志向だ。その限度のなさ。

 エルメスのバーキンを色違い全色ほしがる。また、全サイズほしがる。果ては、数百万円するクロコやオーストリッチのレアものに憧れ欲す。バーキンのみならず、ケリーバッグへと欲望が広がり実行していく。その達成感たるやいかばかりか。

 ある女性はヴィトン。どの海外に旅行しようが、日本のどの都市に行こうがその土地のヴィトンに寄らないではいられない。もうすでにバッグのバリエーションは揃え、ヴィトンのスカーフを5枚持っていても6枚目をほしがり、買う。

 多少の病理性を感じながらも、自分の甲斐性で買うのだから自由なことだと達観していた。自立した女ならではの芸当。あっぱれと拍手したいほどだと思っていた。

 次に、生き方の選択肢の強欲さ。

 まず、仕事を持ちたい。結婚したい。子供もほしい。男女両方ほしい。私立に入れたい。夫には定収入を期待したい。よき母でよき娘でよき妻であると同時に、ひとりの女性として趣味も謳歌したい。つまり、全部ほしい。

 …可能か?しかし、このタイプの女性はやってのける。

 結果として分刻みの人生を過ごすことになり、関係者一同がその女性の貴重な一分を無駄にしないよう振り回される。

 そんな女性と私のある一日を紹介しよう。

「遙なるコンシェルジュ「男の悩み 女の嘆き」」のバックナンバー

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「この世の中、浅ましい奴が勝つ」の著者

遙 洋子

遙 洋子(はるか・ようこ)

タレント・エッセイスト

関西を中心にタレント活動を行う。東京大学大学院の上野千鶴子ゼミでフェミニズム・社会学を学び、『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』を執筆。これを機に、女性の視点で社会を読み解く記事執筆、講演などを行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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田中 孝雄 三井造船社長