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米西海岸を襲う「震災漂流物」

  • 長野 美穂

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2012年8月16日(木)

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北米の西海岸に、震災の漂流物が次々と打ち上がり、沿岸部は脅威に晒(さら)されている。撤去、漁業問題、生態系破壊…。海岸や公園の閉鎖という危機も頭をかすめる。3・11から1年半、これから北米の「震災」が本格的に始まる。

 米西海岸のオレゴン州。太平洋沿いにある人口1万人の街、ニューポートはカニ漁が盛んで、白い砂浜が広がる。

 そこにこの夏、東日本大震災の余波で、次々と漂流物が打ち上がっている。その象徴が、海岸に横たわっていた。

米オレゴン州の海岸に漂着した青森県三沢港の桟橋。地元では「Tsunami Dock」と呼ばれる。8万ドルかけて解体撤去する

 「Tsunami Dock」。地元民たちがそう呼ぶのは、青森県の三沢港から流れ着いた、長さ約20mの巨大な桟橋だ。

 推定130トンのコンクリートの塊だが、津波に流され、太平洋を漂流して、今年6月5日、日本から8000km離れたビーチに流れ着いた。州政府は8月に桟橋を解体撤去する方針だ。

 地元で有名となったことで、わざわざ見物に訪れる人も多い。ニュージーランド出身のT.J.ラッセル氏は、3時間かけて、家族4人でやってきた。

 「私の故郷も地震の被害が多かった。人ごととは思えない」

 他州から見に来る人も少なくないため、近隣のホテルやレストランが潤う効果もある。「記念に残してほしい」という声すら上がっている。

怯える漁業関係者

 だが、地元住民の間では、桟橋に付着したまま漂流してきた海草や生物が、生態系に影響を与えるのではないか、という不安も広がっている。

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