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「攻めのトヨタ」、ブラジルで覚醒

  • 伊藤 正倫

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2012年8月22日(水)

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新興国を攻めきれないでいたトヨタ自動車が、ブラジルで反撃の狼煙を上げた。現地生産の小型車「エティオス」で手薄だった中間層を開拓。シェア上位入りを狙う。欧州危機さなかの攻勢は、名実ともに自動車世界一となれるかの試金石となる。

ソロカバ工場(左上)の開所式に合わせて、豊田章男社長はブラジルのジルマ・ルセフ大統領と会談(右上)。小型車「エティオス」(下)でブラジル市場でのシェアを引き上げる

 「正直、これまでは『待ち』の姿勢だった。だが、これからは我々から消費者に積極的にアプローチしていく」

 ブラジル最大の都市サンパウロ。同都市圏でトヨタ自動車販売店を展開するディーラー関係者は腹をくくる。

 トヨタの現地法人ブラジルトヨタは小型の世界戦略車「エティオス」の9月発売に向け、販売戦略の抜本的な見直しを決めた。ディーラーの販売員には、この新車に備えて改めて研修を実施。「エティオスの走行性能を実感してもらうため、消費者にできる限り試乗を勧めるよう教育している」とブラジルトヨタの中西俊一社長は話す。

 8月初めには、サンパウロの高級住宅街モルンビーにエティオスの実車を展示した販促イベント会場を開設した。発売予定のハッチバック型とセダン型の運転席に来場者を実際に座らせ、販売員がエティオスの基本性能を懇切丁寧に説明する。開設から5日間で1万人が来場したといい、積極的な消費者の呼び込みが奏功している。その場で先行予約する来場者もいる。

「トヨタ=高級車」を自ら壊す

 トヨタにとってブラジルは、1958年に初めて本格的な海外生産を始めた国。悪路走行に優れた第1号車種「バンデランテ」は、40年以上生産を続けるロングセラーとなった。現在の主力車種は98年に現地生産を開始した「カローラ」。日本では大衆車のイメージだが、ブラジルでは高級車に入る。

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