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JAL、「フェイスブック化」の懸念

2012年9月18日(火)

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9月19日の再上場に向けて大詰めを迎えた日本航空。マーケットでは上場後の株価を巡り、期待と不安が交錯している。「上場時がピーク」のフェイスブックと同じ展開を危惧する声も。

 「顧客からの問い合わせが多く、興味を示している個人投資家は多い」

 再上場する日本航空(JAL)の株式の売り出し価格が決まった9月10日、ある証券会社の営業担当者はその反響について、期待を込めてこう話した。

 9月19日、JALは東京証券取引所に再上場を果たす。売り出し価格は1株当たり3790円で、売り出し株数は国内外合わせて1億7500万株に達する。上場時点の発行済み株式数は1億8135万2000株で時価総額は6873億円に上る見込みだ。国内では2010年4月に上場した第一生命保険に次ぐ大型案件となるだけに、期待する投資家も多い。

 売り出し価格から算出される予想PER(株価収益率)は約5倍。ライバルの全日本空輸(ANA)の約15倍と比べて低い。航空業界を担当する外資系証券会社のアナリストはJAL株の再上場後について、「世界の航空業界の中でも極めて割安感が強く、当面は買い注文が続くはず」と話す。

 経営破綻から2年半。不採算路線の廃止や人件費などの大幅削減を断行したJALを評価する声は多い。だが明るい見通しばかりでもない。

「政治的なリスクがつきまとう」

 「フェイスブックのようにならなければいいんだが…」。JAL幹部は、不安げな表情でつぶやく。

 2012年最大の新規株式公開(IPO)案件として注目された米フェイスブック。上場前は熱狂的な期待を集めたが、上場後わずか3カ月で株価は半値以下に落ちた。株式市場には期待する声もある一方で、JAL株が「フェイスブック化」する懸念も出始めている。

 不安の声が出てくる要因の1つに、JALの成長戦略がある。「トップラインを伸ばせる成長戦略が見えてこない」。航空業界に詳しいバークレイズ証券株式調査部の姫野良太アナリストは、こう話す。

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「JAL、「フェイスブック化」の懸念」の著者

日野 なおみ

日野 なおみ(ひの・なおみ)

日経ビジネスクロスメディア編集長

月刊誌「日経トレンディ」を経て、2011年から「日経ビジネス」記者。航空・運輸業界や小売業界などを担当。2017年4月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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