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軽自動車、活況の憂鬱

2012年9月19日(水)

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スズキが主力車「ワゴンR」をモデルチェンジし、首位奪還への意気込みを見せる。カテゴリー別では、軽乗用車が通年首位になる公算が大きくなってきた。ただし、エコカー補助金による「需要食い尽くし」懸念も浮上している。

 「1位のメーカーが赤字で、量(台数)が多いということは絶対あり得ない。やはり経営は量と質(利益)を追うということ」。9月6日、全面改良した主力軽乗用車「ワゴンR」のお披露目の場で、スズキの鈴木修・会長兼社長が発した言葉には、新車への自信がにじみ出ていた。

モデルチェンジした主力車「ワゴンR」をお披露目するスズキの鈴木修・会長兼社長

 スズキがダイハツ工業に軽市場トップの座を奪われてから5年。鈴木会長は「過去5年は仕方ない。これからが大事。気力、体力、知力のすべてを結集して目の色を変えないと奪還できない」と34年間守っていた首位の奪還に意気込みを見せた。

 新型ワゴンRの最大の武器は、1リットル当たり28.8kmという軽ワゴンジャンル最高の燃費性能だ。高性能部材を使うことで車両重量を70kg低減したほか、減速時に生じるエネルギーを電気に変えてエアコンなど電装品の消費電力を賄うシステムを新たに開発するなどして、燃費を向上させた。

 ワゴンRのモデルチェンジは、1993年9月の初代発売以来、基本的に5年ごとのサイクルを守ってきた。ところが今回は4年ぶりと1年前倒ししたことが、業界内で話題を集めた。ワゴンR、異例の“前倒し”販売にスズキの本気が表れている。

8月の軽販売台数が史上最高

 スズキがこのタイミングで攻勢をかける背景には、軽市場に追い風が吹いていることがある。今年8月の軽乗用車の新車販売実績は、前年同月比30.9%増の11万779台となった。一方、登録乗用車(普通乗用車+小型乗用車)の新車販売台数は前年同月比8.7%増の20万5012台で、2ケタ成長を割り込んだのは2011年9月以来だ。

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「軽自動車、活況の憂鬱」の著者

広岡 延隆

広岡 延隆(ひろおか・のぶたか)

日経ビジネス記者

日経コンピュータ編集部、日本経済新聞産業部出向を経て2010年4月から日経ビジネス編集部。現在は自動車など製造業を担当している。これまでIT、電機、音楽・ゲーム、自動車、製薬産業などを取材してきた。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

上木 貴博

上木 貴博(うえき・たかひろ)

日経ビジネス記者

2002年に筑波大学を卒業し、日経BP入社。「日経ビジネス」「日経情報ストラテジー」「日経マネー」編集部などを経て、2016年4月から現職。製造業を中心に取材中。趣味は献血(通算185回)。相撲二段。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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