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悩むパソコン大手、新機軸

2012年10月4日(木)

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世界のパソコン大手が、価格や性能に代わる新機軸で争う。タブレットなど台頭する新型端末の脅威に対抗する。成否のカギを握るのは、多様化する顧客ニーズの見極めだ。

 「Windows 8の登場で、あらゆる端末が“タッチ”に対応するようになる。パソコン(PC)市場は文字通り一変するだろう」。台湾・宏碁(エイサー)のシニア・コーポレート・ヴァイス・プレジデント、オリバー・アーレンズ氏はこう話す。

 PC市場で11%のシェアを握るエイサーは、米マイクロソフトが10月に予定する新OS(基本ソフト)のWindows 8の発売とともに攻勢をかける。同OSの正式発表後、タッチ操作に対応した製品を一気に市場投入する。

 同社は、軽量ノートPCのウルトラブックや、タブレット、タブレットとPCのハイブリッド端末などのWindows 8搭載製品を発売する予定だ。製品の形状は多岐にわたるが、すべてがタッチ機能を備える。アーレンズ氏は、「今後約1年かけて各製品への需要を見極め、競合他社に勝利する。(長期的には)約25%の市場シェア獲得を目指している」と強気だ。

タブレットの機能を取り込む

 米調査会社ガートナーによると、2012年4~6月期の世界のパソコン出荷台数は前年同期比0.1%減少。景気減速に加え、スマートフォン(高機能携帯電話)やタブレットなど新たなモバイル端末の台頭が、従来型PCの需要に影を落としている。

 米インテルのCPU(中央演算処理装置)とマイクロソフトのOSを各社が横並びで搭載し、価格や動作性能のわずかな差で勝負が決まる時代は終わりつつある。顧客ニーズが多様化する中、改めてデザインや利用形態に着目し、開発戦略を見直す動きが本格化する。共通するのは、操作性や携帯性に優れたタブレット的機能の取り込みだ。

 中国のレノボ・グループは今年5月、湖北省武漢に600億円超を投じてタブレットやスマホの生産・研究開発拠点を作ると発表。「4スクリーン時代」への対応を急ぐ。中でも注力するのが、タブレットや、タブレットとノートPCの両方として使える製品群だ。

 今年8月には、米グーグルのOS「Android」を搭載した複数サイズの消費者向けタブレットのほか、Windows 8を搭載し、外付けのペン機能もつけた主に法人顧客向けのハイエンドタブレットも発表した。

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「悩むパソコン大手、新機軸」の著者

田中 深一郎

田中 深一郎(たなか・しんいちろう)

日経ビジネス記者

日経新聞科学技術部、証券部を経て、2012年4月より日経ビジネス記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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手嶋 龍一 作家・ジャーナリスト