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ソニー「4K」、敵は東芝

  • 戸川 尚樹

  • 阿部 貴浩

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2012年10月18日(木)

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赤字のテレビ事業の再建を急ぐ国産メーカー。ソニーは高解像度の「4K」で巻き返しを図る。先行する東芝の価格戦略が市場の行く末を左右しそうだ。

 多くの来場者が食い入るように眺めている――。視線の先にあるのは、フルハイビジョン(HD)の4倍の解像度を備える「4K」対応、84インチの液晶テレビ「ブラビア」。10月2日から6日、千葉・幕張メッセで開催された電機・IT(情報技術)の国際見本市「CEATEC JAPAN(シーテック ジャパン) 2012」のソニーブースでの光景だ。

 11月下旬に発売される新しいブラビアの売り物は、高精細、大画面、3種類10個のスピーカーによる高音質。新型ブラビアが生み出す臨場感を体感しようと、来場者が足を止める。

 メーンのスペースに4Kテレビを展示したメーカーはソニーだけ。同社は、4Kブラビアを次世代テレビのフラッグシップとして日本や欧米、中国など全世界に展開する。「高画質・高音質を実現する4Kテレビの需要は高く、確実に立ち上がる」(ソニーの今村昌志・業務執行役員)。

 ソニーは、4Kという高付加価値商品を前面に打ち出すことで、テレビ低価格化路線との決別を目指す。「4Kブラビアを象徴にして、世界で再び高級テレビメーカーとしての認知度を高め、シャワー効果で既存の薄型テレビの拡販につなげたい」(ソニーのテレビ事業担当者)。

 とはいえ4Kブラビアは日本で168万円、欧州で2万5000ユーロ(約255万円)とテレビとしては高価。同社は4Kブラビアの販売目標を公表しないが、「まずは世界で年間1万台ぐらいを目指す」(ソニー関係者)。仮にこの数値を達成しても売り上げは約200億円で、テレビ事業の売上高の2%程度。4Kブラビアがテレビ事業の収益に貢献するのはまだ先になりそうだ。

 4Kテレビに対する各社の取り組みには温度差がある。パナソニックやシャープは商品化の時期を明言していない。現時点では、ソニーの強敵は、昨年12月に他社に先行して4Kテレビを商品化した東芝になりそうだ。

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