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石原 慎太郎 前東京都知事の告白 「中央官僚支配を壊す」

2012年11月5日(月)

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東京都知事を4期目の途中で突如、辞任。新党を立ち上げて国政復帰を狙う。都政で感じた国への不満を解消すべく、80歳が立ち上がる。尖閣問題の引き金を引いた老政治家は次の衆院選で、台風の目となるのか。

 10月末、石原慎太郎氏は約14年間務めた東京都知事の職を辞した。80歳にして新党を立ち上げ、国政を目指す理由は何か。石原氏の真意を読み解く。(10月25日の辞任会見を基に構成)

 このたび、最後のご奉公をしようと思い東京都知事を辞任すると決めました。私は14年、正確には13年と8カ月にわたり都知事を務めてきました。ほかの県と違い、東京の問題は日本全体の問題です。(国政復帰は)東京のためだけではなく、日本のためになります。

 (都知事時代は)国の妨害に遭って苦しい思いをしてきました。新党を作ってやろうとしていることはすべて、都知事としてやってきたことの延長です。

 現在の中国共産党で国父とされている毛沢東が書いたものに「実践論・矛盾論」があります。私は学生時代にそれを手にしました。矛盾を解決するには、背後にあるもっと大きな問題を解決しなければならないという話です。私は共産主義は嫌いですが、(この言葉は)まさにその通り。

 国政で解決したい大きな矛盾がいくつかあります。最たるものが、占領軍が日本に与えた日本国憲法。絶対平和という日本人独特のパシフィズム(平和主義)を植えつけ、権利と義務のインバランス(不均衡)が我欲を培い、国民全体がセルフィッシュ(利己的)になった。それに政治が迎合せざるを得ない今日の状況を作ったのです。

憲法問題に続いて熱弁を振るったのは、国の財政問題。財政再建に向けて官僚支配の変革を訴える。

 日本の財政はピンチと言いますが、余力はある。だが、それを引き出せていないし、使えていません。中央官僚はそれを把握しながら、隠しています。国の財政にはバランスシートがありません。これで健全にできるわけがない。都は複式簿記で合理化し、財政再建の道筋を作りました。会計方式を世界基準に変えればいいのです。

コメント4件コメント/レビュー

所詮『弟の七光り』。小説家でも政治家でも首長でも、過去の実績は二流以下。あっ、でも都内での『排ガス規制』は、良い仕事でした。(2012/11/05)

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「石原 慎太郎 前東京都知事の告白 「中央官僚支配を壊す」」の著者

白壁 達久

白壁 達久(しらかべ・たつひさ)

日経ビジネス記者

2002年関西大学経済学部卒業後、日経BP社に入社。日経ビジネス、日経ビジネスアソシエを経て、2015年から香港支局長としてアジア全体をカバーする。2016年8月から日経ビジネス記者に。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

所詮『弟の七光り』。小説家でも政治家でも首長でも、過去の実績は二流以下。あっ、でも都内での『排ガス規制』は、良い仕事でした。(2012/11/05)

老害以外の何ものでもなく。万能感にとらわれて、何でもできるという傲慢さとナルシズム。未来乏しきものが未来を語るほど危険なことはなく。相応の地位にある自分の子供にさえ未来を託せない不遜さ。彼と同世代が彼を支持するのは理解するが、より若い人も彼を支持するという日本の混迷。目的は単に官僚に対する恨みつらみ。国を毀損しようとするようなものだと思います。(2012/11/05)

右肩上がりの情況は最早期待できないのだと納得しつつ、あの夢よ再びと心のどこかで未だ期待しているが故の閉塞感に覆われている、と皆が言う政治経済社会の昨今だ。自ら求めるには多く、施すに少なきを言わないで不平不満のかけらは天下に横溢している昨今。政治に向かっては統治能力の無能によるものと決め付け、経済に向かってはグローバル化対応の遅延の所為と決め付け、社会に向かっては根幹をなす教育の荒廃の所為等々言いたい放題の中、石原慎太郎氏の蹶起は、憂国の士としてその立ち位置を認める。65歳以上の老齢者三千万人社会の日本に救国を掲げる血気の多い老体は一杯いるが、昔声なき声が、少し昔可笑しな天の声時代を経て、民主主義が少し根付いた今、一人の憂国の士の挙動を静かに見守りたい。いつから大学大学院の先生に栄転なさったかも判らないような、或いはマスメディア御用達有識者各位の占いか相場分析のような評論に惑わされることなく、この記事も含めて刮目したい。(2012/11/05)

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