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「流行とは何か?」から始める検索術

情報収集の鍵は「切り口の多様化」

2012年12月12日(水)

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 「世の中で流行していることをネット検索で知るためには、『流行』以外のどんな検索キーワードを入力すればよいのだろうか」。筆者が仕事をする上で、常に考えているテーマの1つです。

 筆者の仕事は「新語を探して、その意味を説明する原稿を書くこと」です。新語を収集するための主要な情報源の1つが、流行情報。従って流行情報を効率的に把握することが、仕事を効率的に進めるための大事な要素となります。

 筆者は「流行をいち早く把握する」ことよりも「遅くてもよいので流行を漏らさず把握する」ことを重視しています。ただ、ネット検索で漏れなく流行現象を把握することは意外に難しいものです。例えばニュース検索サイトで、単純に「流行」という検索キーワードを打ち込んでも、狭い範囲の情報しか見つけることができません。

 そこで今回の「社会を映し出すコトバたち」は、いつもとは少し趣向を変えて流行を「取りこぼさない」検索術を紹介します。ネット検索で流行を取りこぼさないようにするには「どんな検索キーワード」を入力するとよいのか、探っていきます。

「流行」で流行を調べるとどうなる?

 そもそも「流行」について調べたい時に「流行」という検索キーワードを入力すると、何が起こるのでしょうか。ニュース検索サイトを使って、検索の実験をやってみましょう。本稿ではグーグルニュースを使用します。

 最初に気づくことは「ノイズ(雑音)の多さ」だと思われます。例えば執筆時(2012年12月4日、以下の日付はすべて2012年)に検索したところ、上位10項目はすべて12月3日に発表された「新語・流行語大賞」の話題でした。もちろんニュース検索サイトとしては極めて正しい動作です。しかし筆者としてはもう少し別の情報も知りたいところ。その場合、新語・流行語大賞の話題は「ノイズ」となります。

 実はこの種の「ノイズ」は流行検索につきもの。例えば「インフルエンザの流行」や「花粉症の流行」などもノイズとなります。流行は流行でも「感染症の流行」が数多く引っかかってしまいます。

 ノイズを減らすため、ニュース検索では「キーワードの除外」が欠かせません。例えば「流行 -インフルエンザ -花粉症」などの検索キーワードを入力するのです(注:グーグルニュースの場合、マイナスの後に除外語を指定できる)。こうすることで、インフルエンザや花粉症の話題は除外となり、社会現象としての流行を絞り込めるようになります。

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「「流行とは何か?」から始める検索術」の著者

もり ひろし

もり ひろし(もり・ひろし)

新語ウォッチャー(フリーライター)

CSK総合研究所を経て、1998年から新語専門のフリーライターに。辞書・雑誌・新聞・ウェブサイトなどに原稿を提供中。2009年より『現代用語の基礎知識』(自由国民社)で「流行現象」のコーナーを担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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