• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

日本企業は復活できる

経営学者で『ビジョナリー カンパニー』著者のジム・コリンズ氏に聞く

2013年1月16日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

円安・株高で順調なスタートを切った2013年の日本経済。この流れは、グローバル競争の中で苦戦する日本企業の復活につながるのか。『ビジョナリーカンパニー』の著者、ジム・コリンズ氏に復活への処方箋を聞いた。

かつては絶大な国際競争力を誇った日本企業の存在感が低下しています。特に家電業界で、その傾向が顕著です。液晶テレビではシャープ、電子書籍リーダーではソニーが先駆者だったのに、市場の覇者にはなれませんでした。

ジム・コリンズ(Jim Collins)氏
経営学者。米スタンフォード大学大学院修了。米スタンフォード大学経営大学院教授を経て、1995年、出身地のコロラド州ボルダーに経営研究所を設立。『ビジョナリーカンパニー』シリーズの一連の著作で世界的に知られる。近著に『ビジョナリーカンパニー4 自分の意志で偉大になる』(日経BP社刊)。
(写真:Bill Ross)

 肝に銘じておかなければならない現実があります。それは、イノベーションの先駆者になれたからといって競争に勝てるわけではないということです。イノベーションは良き社会を築くうえで不可欠なのですが、データを直視すれば、先駆者が市場の覇者になる確率は非常に低いのです。

 モートン・ハンセン氏と共同で書いた最新作『ビジョナリーカンパニー4 自分の意志で偉大になる』では、不確実・カオス的な状況下で卓越した実績を出す「10X(10倍)型企業」に注目しました。荒波をくぐり抜けて10X型成功を達成する決定的要因はイノベーションではないか、と当初推察したのですが、現実は違いました。

危機に耐えるバランスシートを

 同書でも取り上げた米アップルは、故スティーブ・ジョブズが復帰した1997年以降は10X型企業ですが、常にイノベーションの先駆者だったわけではありませんでした。携帯音楽プレーヤー「iPod」を見てください。携帯音楽プレーヤーに不可欠な音声圧縮技術「MP3」では、アップルは完全に出遅れていました。後追いでありながら、デジタル音楽配信を立ち上げるなどで徐々に足場を固めていったことで最終的に勝利したのです。

コメント1

「時事深層」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

「絶対これしかありません」というプランが出てきたら、通しません。

鈴木 純 帝人社長