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アップル減速も「部品」動けず

2013年2月6日(水)

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米アップルの「iPhone 5」の販売減速が部品各社を苦しめる。部品受注が減り、今後の業績への影響が避けられそうにない。代替できる顧客もなく、アップル依存が改めて課題に浮上した。

 「2012年末から受注が冷え込み始めた。2013年1~3月期業績は厳しいものになる」――。米アップルを主要顧客とする国内のディスプレーや電子部品の関係者は異口同音に懸念を示す。

 アップルが1月23日に発表した2012年10~12月期連結決算の内容は、決して悪いものではない。売上高は前年同期比18%増の545億ドル(約4兆9000億円)、純利益は微増の130億ドル(約1兆2000億円)と、いずれも四半期としては過去最高を更新した。

 だが、「我々は自社の製品群に確固たる自信を持っている」と語るティム・クックCEO(最高経営責任者)の言葉とは裏腹に、同社の取引先には不安が募っている。原因は、主力製品であるスマートフォン「iPhone 5」向けの部品需要が減速していることにある。

 アップルは10~12月期に前年同期より29%多い4779万台のiPhoneを販売した。ただ、最新作の「5」は、計画より大きく下振れしたと見られる。同社の部材需要に詳しい業界関係者は、「当初は『5』だけで4500万台の販売が予定されていたが、実際には3500万台程度にとどまった」と分析する。

 「5」が低迷したのは複数の理由がある。1つは、先進国のスマホ市場が成熟し、高級機種のiPhoneが受け入れられる余地が狭まってきたことだ。米国では競合する韓国サムスン電子などによる値下げ攻勢の影響を受けた、という指摘がある。

 製品面の課題もある。「5」は画面サイズを4インチとし、前作の「iPhone 4S」より大型化して使い勝手を高めた。だが、「OS(基本ソフト)に米グーグルのAndroidを搭載した5インチサイズのスマホが多数登場し、特別感が薄れた」(部品メーカー)。さらに、欧州市場では「5」が採用している高速携帯通信「LTE」を使用できる通信インフラの整備が遅れていることも、販売に逆風となっているようだ。

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「アップル減速も「部品」動けず」の著者

田中 深一郎

田中 深一郎(たなか・しんいちろう)

日経ビジネス記者

日経新聞科学技術部、証券部を経て、2012年4月より日経ビジネス記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

佐伯 真也

佐伯 真也(さえき・しんや)

日経ビジネス記者

家電メーカーで約4年間勤務後、2007年6月に日経BP社に入社。専門誌・日経エレクトロニクスで、デジタル家電やディスプレーなどの最新技術動向を執筆。2013年1月から日経ビジネス記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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