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低価格車が変える「ケイレツ」

2013年2月22日(金)

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ホンダ系部品メーカーが豊田通商と組み、ルノー日産に納入。部品の「ケイレツ」崩壊が、一段と進んだ後の新秩序とは何か。低コスト、現地化、共通化。この3つがキーワードになる。

 クルマのシフトレバー回りの部品を手がけるホンダ系のアツミテック(浜松市)と豊田通商は1月、ロシアのトリアッチ市に共同出資会社を設立した。日産自動車・ルノー連合傘下のロシア自動車最大手、アフトワズから主力ブランド「ラーダ」向け部品を受注した。

 ホンダ系とトヨタ自動車系が組み、日産・ルノー系メーカーに納入。自動車業界の「ケイレツ崩壊」が言われて久しいが、ここまで進んだか、と思わせる事例だ。新工場を建設し、2014年7月に量産を開始。2014年に3億円、2016年には15億円の売上高を目指す。

 アツミテックはホンダが初の2輪車を発売した1949年、部品製造の協力工場として創業した。ホンダが48.1%を出資する、ホンダのケイレツ最古参の1社だ。トリアッチへの進出は、その同社にとって初めての、ホンダ生産拠点が存在しない地域への進出となる。

 一方、豊田通商は1991年にディーラー事業でロシアへの参入を果たしている。日産・ルノー連合が昨年買収を決めたアフトワズから、自動車系商社としての能力を評価され「日系部品メーカーの開拓を要請されていた」(豊田通商)という。

低コスト化に乗り遅れれば脱落

 国内部品メーカーの幹部は最近、異口同音に「ケイレツ取引関係にあった自動車メーカーから、独り立ちしても食べていけるようになれとハッパをかけられている」と明かす。

 自動車市場の構造そのものがガラリと変化したことが背景にある。ロシアや東アジア、南米など新興国市場でシェアを獲得しようと自動車メーカーがしのぎを削る低価格車開発競争の激化がその要因だ。自動車メーカーの調達基準は、ケイレツに代わる新たな秩序へとシフトしつつある。

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「低価格車が変える「ケイレツ」」の著者

広岡 延隆

広岡 延隆(ひろおか・のぶたか)

日経ビジネス記者

日経コンピュータ編集部、日本経済新聞産業部出向を経て2010年4月から日経ビジネス編集部。現在は自動車など製造業を担当している。これまでIT、電機、音楽・ゲーム、自動車、製薬産業などを取材してきた。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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