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旧三洋、白物で国内攻勢

2013年2月27日(水)

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中国企業に買収された旧三洋電機の白物家電が復活した。新商品を相次ぎ投入し、国内市場に攻勢をかける。白物家電の強化を目指す日本勢のライバルとなりそうだ。

 国内家電メーカーから「もはや無視できない存在」(商品企画担当者)と警戒されているのは、中国海爾集団(ハイアール)だ。三洋電機から白物家電事業を譲り受けてから1年。激戦区の日本市場で攻勢をかけている。

 ハイアールは旧三洋の製品を「アクア」のブランドで展開する。現在は容量400リットル以下の冷蔵庫と洗濯機を販売するが、ファミリー向けの大型冷蔵庫を「できる限り早く市場投入する」(ハイアールアクアセールスの中川喜之社長)。さらに1月1日付で専任チームを発足し、新たな家電製品へ参入を狙う。「早ければ今年中に(新製品を)投入したい」(中川社長)という。

アクアブランドで販売している冷蔵庫。前面に強化ガラスを施した高いデザイン性が売り物だ

 商品展開だけではない。旧三洋が中国企業の傘下に入った利点を生かし、コスト競争力を高めている。

 アクアブランドで販売する冷蔵庫や洗濯機は、中国・青島にあるハイアール本社の工場で製造しているが、使用する部品の多くは日本製だった。現在、部品の信頼性を見極めながら中国製へ切り替えを進めている。中川社長は「ハイアールグループの調達力で、今年からコスト競争力が本格的に向上する」と自信を見せる。

 家電量販店だけでなく、ホームセンターでの販売も計画している。「『ハイアール』ブランドの白物家電の販売はホームセンターが中心だ。既存の販路を活用できる」(中川社長)。通販大手へのアプローチも進めていくなど、日本で新たな販路開拓に余念がない。

 2012年、アクアブランドの売上高は348億円だった。従来のハイアールブランドを含めた売上高は483億円で、前の年に比べ4.5倍に急増した。アクアとハイアールの両ブランドを合わせた国内シェアは、洗濯機が約13%、冷蔵庫が約11%に達している。

 ハイアールはアクアブランドの売上高を、2014年には500億円に増やす計画だ。品揃え強化、コスト削減、そして販路開拓という3つの戦略で、旧三洋の白物が国内市場に再挑戦する。

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「旧三洋、白物で国内攻勢」の著者

佐伯 真也

佐伯 真也(さえき・しんや)

日経ビジネス記者

家電メーカーで約4年間勤務後、2007年6月に日経BP社に入社。日経エレクトロニクス、日経ビジネス編集部を経て、15年4月から日本経済新聞社証券部へ出向。17年4月に日経ビジネス編集部に復帰。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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