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JTB、焦燥の果ての提携

2013年3月8日(金)

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旅行予約サイト、米エクスペディアと組んだJTB。国内旅行と世界ネット予約の最大手同士の提携となる。JTBは果たしてネット化が進む旅行予約に適応できるのか。

 「次の経営基盤をどう作るかと考えた時、ウェブ戦略は重要なファクターになる」。国内旅行会社最大手、JTBの田川博己社長は2月21日、旅行予約サイト世界最大手の米エクスペディアの子会社、エアアジアエクスペディア(AAE)との包括的な業務提携を発表する場でこう強調した。

 この業務提携で、AAEは自社が取り扱う約3万都市、およそ15万軒の海外ホテルの予約データベースをJTBに提供、逆にJTBは国内の旅館やペンションなど約7000軒の予約データベースをAAEに提供する。互いの販売サイトで両社が提供する宿泊施設の予約が可能になるのは2013年夏以降だ。

 提携交渉が始まったのは約1年半前。途中難航しつつも、交渉がまとまった背景には、急速に拡大するオンライン旅行予約市場に対するJTBの焦燥がある。

提供する数だけ見ればJTBに有利だが・・・ エクスペディアは日本、JTBは海外市場を補強

利を得たのはエクスペディアか

 JTBは創業以来、店頭における団体旅行やパッケージ旅行の販売を強みに成長してきた。だが、近年は若い世代を中心に個人旅行の需要が増加。2012年のLCC(格安航空会社)の国内市場参入はその流れを決定的なものにした。

 消費者が航空便とホテルを自由に組み合わせ、都合のいい時に予約をするFIT(個人自由旅行)化の流れが進む中、JTBはオンライン販売事業強化が今後の成長に不可欠と見た。

 同社のオンライン販売事業は、2012年度で前年度比20%強増の約1300億円に達する見通し。現時点で、JTBがFIT用に仕入れている宿泊施設は全世界で約1000軒のみ。加えて、GDSと呼ぶコンピューターを利用した旅行関連商材の予約・発券システム経由で約3万軒を販売しているが、「(長年、店舗営業に力を入れてきたことで)楽天やじゃらんの後塵を拝しているとも見られていた」(田川社長)。

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「JTB、焦燥の果ての提携」の著者

瀬戸 久美子

瀬戸 久美子(せと・くみこ)

日経WOMAN編集部

旧・日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社後、日経WOMAN、日経TRENDY、日経ビジネス編集を経て2013年4月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

原 隆

原 隆(はら・たかし)

日経コンピュータ記者

宮崎県出身。お酒が好きです。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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