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サムスン、狙いは実効支配

シャープに104億円出資

2013年3月22日(金)

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韓国サムスン電子がシャープへの出資を決めた。液晶パネルの安定調達が表向きの理由になる。だが、真の狙いは別にあるとの見方がくすぶっている。

 「これで少し未来が明るくなった」

 3月6日、韓国サムスン電子との資本提携を発表し、シャープのある幹部は、安堵の表情を見せた。

 サムスンがシャープに出資するのは約104億円。これだけでシャープの資金繰りが解決するわけではない。ただ、これから液晶パネルを安定してサムスンに供給できれば、工場の稼働率アップに結びつくという期待がある。

 シャープの大口顧客である米アップルや、アップルが生産を委託する台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業と、サムスンは激しく競争してきた。そのサムスンと手を組めば、アップルなどとの関係が悪化するリスクはある。

 しかし、アップルはかつての勢いを失いつつある。シャープ内部では、「今サムスンと組めば、むしろアップルを焦らせることができる」(幹部)という強気の見通しさえある。ホンハイと進めてきた資本提携交渉は今月26日に期限を迎えるが、この交渉も先送りする方針。アップル陣営に対し、シャープは大胆なカードを切った格好だ。

 だが、サムスンがシャープが期待する通りに「救世主」となってくれる保証はどこにもない。

 シャープは今回の提携について「経営や技術に踏み込んだ内容には発展しない」(幹部)とし、サムスン側も「パネルの安定調達が主目的」(日本法人)と説明するが、サムスンにはパネル調達にとどまらない狙いがあるという見方は社内外でくすぶっている。

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「サムスン、狙いは実効支配」の著者

馬場 燃

馬場 燃(ばば・もゆる)

日経ビジネス記者

日本経済新聞社の経済部などを経て、2012年4月から日経ビジネス記者。電機・IT業界を担当している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

佐伯 真也

佐伯 真也(さえき・しんや)

日経ビジネス記者

家電メーカーで約4年間勤務後、2007年6月に日経BP社に入社。専門誌・日経エレクトロニクスで、デジタル家電やディスプレーなどの最新技術動向を執筆。2013年1月から日経ビジネス記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

田中 深一郎

田中 深一郎(たなか・しんいちろう)

日経ビジネス記者

日経新聞科学技術部、証券部を経て、2012年4月より日経ビジネス記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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