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「金がないのか」とスターは真顔で聞いた

ゾクゾクする異文化交流

2013年3月22日(金)

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 職場内の交流が面倒で、ひとりが一番楽です。紹介で異業種の人と会ってもその後別に続きません。交流って、必要ですか?(30代女性)

 遙から

 私は女性たちの“混迷”に対して好奇心が強い。

 簡単に言うと、女子が今何を困っているのかを聞くのが、好きだ。

憧れのフツーの暮らし

 さりげなく「喫茶店に行かない?」と誘ったごく普通のキャリアウーマンたち。私のような芸能界でしか働いたことのない偏った人間には、憧憬にも似た気分にさせるフツーの暮らしがある。着席するなり女性が言った。

 「この前、占いに行って…」

 もうそれだけで私は爆笑した。フツーの暮らしの中にある苦悩。占いに行かずにはいられなかったキャリアウーマンの苦悩に私はワクワクした。

 「去年、半年間、辛かったでしょう、と占い師に言われたの。それが当たっていて…」と目を丸くして語る。フツーとはなんと邪気のない幸福か。同じ言葉を聞いても私の反応は違う。その占い師に対し私ならこう思う。

 「誰でもいつでも思い当たるような無難なセリフで人を操りやがって」

 もう一人のキャリアウーマンは、超働き者、神はエネルギーを不等に配分した、と妬まずにはいられないほどよく動く。その動きっぷりに私の固定概念が思わずつぶやかせた。

 「あなたのような嫁が欲しい。実家にも欲しいし、私も欲しい。あなたのような女性なら、ガンガン働き、猛烈に家事をこなし、そしてポロポロ子を産む姿が目に浮かぶ」

 その女性が一言で答える。

 「知ってるねん。私は女中顔やねん」

「遙なるコンシェルジュ「男の悩み 女の嘆き」」のバックナンバー

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「「金がないのか」とスターは真顔で聞いた」の著者

遙 洋子

遙 洋子(はるか・ようこ)

タレント・エッセイスト

関西を中心にタレント活動を行う。東京大学大学院の上野千鶴子ゼミでフェミニズム・社会学を学び、『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』を執筆。これを機に、女性の視点で社会を読み解く記事執筆、講演などを行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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