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円安直撃、ASUSの秘策

2013年3月28日(木)

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台湾のASUSが日本市場の攻略に頭を悩ませている。格安タブレット投入を決めたが、円安で価格再考を迫られた。編み出した秘策は、マンガ。電子書籍との連携で日本に挑む。

 「もはや無駄なことはできない」。ASUS JAPAN(エイスース ジャパン)のマーケティング部長、シンシア・テン氏は、こう語る。

 台湾のエイスースは米グーグルのタブレット「Nexus 7(ネクサス7)」の製造元だ。ネクサス7のヒットで、日本でも一気に知名度を高めた。そのエイスースが自社ブランドで日本を攻略しようと3月23日、全国の家電量販店で7インチタブレットの「MeMO Pad ME172V」を発売する。

ASUS(エイスース)が発売する「MeMO Pad ME172V」。マンガ閲覧端末という特徴を打ち出す

 同社は10.1インチのタブレットを日本で販売しているが、現在の売れ筋は7インチ。この激戦の7インチ市場に投入する初の自社製品だ。OS(基本ソフト)はグーグルの「Android(アンドロイド)」で、基本性能はネクサス7に及ばないものの、色の種類を増やしたり、マイクロSDスロットを搭載したりするなど、ネクサス7にはない独自色を出した。

円安直撃、低価格打ち出せず

 しかし、テン氏は慎重な姿勢を崩さない。その原因は、アベノミクス。安倍晋三首相が進めている経済政策により、短期間で急激に円安が進んだ。同社は円安でも製品を値上げしていないため、既に、15~20%程度の利益を失ったという。価格を武器にシェア拡大を狙うアジアメーカーにとって、円安は大きな誤算となっている。

 今回の新製品を発売するに当たり、最後まで頭を悩ましたのも価格だ。7インチタブレットは2万円前後の製品が主流になりつつあるが、エイスースは当初、1万円台前半の値付けを計画していた。価格を武器に、一気に市場で知名度を高めようと狙っていたが、円安で戦略再考を迫られてしまった。

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「円安直撃、ASUSの秘策」の著者

原 隆

原 隆(はら・たかし)

日経コンピュータ記者

宮崎県出身。お酒が好きです。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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