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「2%の上昇率実現は可能だ」

ジョセフ・スティグリッツ コロンビア大学教授に聞く

2013年4月2日(火)

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ノーベル経済学賞受賞の経済学者、スティグリッツ氏が来日。日本の成長には3本の矢すべてが機能することが必要と説く。TPP交渉には強い姿勢で臨むべきだと助言した。

 米コロンビア大学ビジネススクール日本経済経営研究所主催のカンファレンスで講演するために来日した同大学のジョセフ・スティグリッツ教授に、安倍晋三政権が推進する経済政策、アベノミクスに対する評価及び日本経済の課題を聞いた。

スティグリッツ教授は、物価上昇率2%を金融政策だけで実現できると思ってはならないと強調した(写真:星野 秀夫)

問:安倍政権と日銀が掲げた物価上昇率2%の目標を実現できると思うか。

答:可能だと思う。一部に日本は深刻なインフレに悩むことになるのではと懸念する向きがあるが、そうなるとは限らない。どんな政策もやり方を間違える可能性はあるが、何もしなければ事態は解決せず苦しい状況が続く。

 今回の安倍政権の成長を志向した一連の政策は、欧州が緊縮財政で、米国が政治面で行き詰まっているだけに世界で非常に歓迎されている。

インフレ、金融政策だけでは無理

 ただ、インフレ率2%を金融政策だけで実現できると考えてはならない。むしろ1つの政策だけに依存することが想定以上のインフレを招くことになりかねない。財政政策、成長戦略の3本の矢が互いにうまく影響し合ってこそ実現できると考えるべきだ。そうすることが経済成長、より持続力のある成長、ひいては皆で分かち合える公正な成長へとつながっていく。

コメント2件コメント/レビュー

女性の労働率を高めると、今度は出生率が下がって人口減がますます激化しませんか?  女性の就労促進は「種もみを食べる」に等しい愚行だと考えます。(2013/04/02)

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「「2%の上昇率実現は可能だ」」の著者

石黒 千賀子

石黒 千賀子(いしぐろ・ちかこ)

日経ビジネス編集委員

日経BPに入社後、英LSEに留学し修士取得。日経ビジネス、日経ナショナルジオグラフィック、日経ベンチャーを経て、2003年日経ビジネスに編集委員として戻る。主に、本誌の「世界鳥瞰」の欄を担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

女性の労働率を高めると、今度は出生率が下がって人口減がますます激化しませんか?  女性の就労促進は「種もみを食べる」に等しい愚行だと考えます。(2013/04/02)

アベノミクス否定派は、スティグリッツに反論してほしいね。(2013/04/02)

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