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パナ「自動車部品世界7位」の夢

2013年4月8日(月)

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パナソニックが再生を賭けた新しい中期経営計画を発表した。耳目を引いた自動車部品での世界トップ10入りは可能なのか。十年一日の「未完の中期計画」に市場は倦(う)んでいる。

 「自動車部品は家電に比べ格段に品質要求が高い。シェアを伸ばすとしても限定的ではないか」。大手自動車メーカー関係者はパナソニックがまとめた中期経営計画に懐疑的な反応を見せた。同社はM&A(合併・買収)などによって車載品事業の売上高を2018年度に現在の約2倍の2兆円に引き上げる方針を打ち出した。しかし、プレゼンテーションで用意された車載品事業に関するスライド資料は1枚だけ。「経営陣がこれから自動車メーカーに何を売ろうとしているのかよく分からない」と首をかしげる。

株式市場には失望感

 2期連続の巨額赤字に苦しむパナソニックが3月28日に発表した中期経営計画の評判が冴えない。発表翌日の株式市場では同社株は大きく売り込まれ、株価は終値ベースで前日比7.1%下落した。リストラが不十分という印象を与えたのも一因だが、より深刻な課題は成長戦略が見えないことにある。

 21世紀に入ってから、パナソニック(当時は松下電器産業)が計画した中期計画は2001年からの「創生21」、2004年からの「躍進21」、2007年からの「GP3」、2010年からの「GT12」、そして今回の「CV2015」と5回だが、数値目標を達成できたのは躍進21の1回だけだ。

 過去の中計で未達を繰り返した反省から、津賀一宏社長は「今回の中計は作り方を変えた」と言う。しかし、各数値目標の算定根拠にはなお甘さが目立つ。その象徴が、成長戦略の柱に据える車載品事業だ。

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「パナ「自動車部品世界7位」の夢」の著者

小板橋太郎

小板橋太郎(こいたばし・たろう)

前日経ビジネス編集委員兼副編集長

1991年立教大学文学部史学科卒、日本経済新聞社入社。整理部、社会部、産業部などを経て2011年から日経ビジネス編集委員。現在は日本経済新聞社企画報道部デスク

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

白石 武志

白石 武志(しらいし・たけし)

日経ビジネス記者

日本経済新聞社編集局産業部(機械グループ)、京都支社、産業部(通信グループ、経営グループ)を経て、2011年から日経ビジネス編集部。現在は通信、半導体、家電業界などを担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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