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日経平均、突然の急落劇

アベノミクス相場、半年で迎えた正念場

2013年5月24日(金)

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 その瞬間は突然、訪れた。

 23日の東京株式市場で、日経平均株価は朝方から堅調な滑り出しとなり、一時は上げ幅が300円超。1万6000円の台替わりを視野に入れる場面すらあった。

 その地合いが急速に傾き始めたのが11時前。きっかけは、いくつか指摘されたが、主な元凶は2つ。長期金利の上昇に対する警戒感と、中国景気の不透明感だ。

日経平均と25日移動平均

日銀の行動が裏目に?

 債券市場では、朝方、長期金利が1年2カ月ぶりに1%台まで上昇した。これを受けて、即座に動いたのが日銀だ。

 日銀は10時すぎ、この長期金利の上昇を牽制するメッセージを込め、期間1年で2兆円の資金供給を通知した。黒田東彦総裁率いる現体制下での、機動的な金融調節を評価する声はあったが、しかしその結果は、オペの応札額が供給予定額を下回る「札割れ」。市場では「日銀は長期金利の上昇をうまく抑えきれないのではないか」(欧州系証券の債券ディーラー)との不安感のほうが勝った。

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「日経平均、突然の急落劇」の著者

松村 伸二

松村 伸二(まつむら・しんじ)

前日経ビジネス副編集長

日刊紙の日本経済新聞、リアルタイム速報の日経QUICKニュース(NQN)、テレビの日経CNBC、週刊誌の「日経ビジネス」と、日経グループの様々な媒体を渡り歩き、マーケット記事を中心に情報発信を続ける。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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