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死にざまをとくと見届けて高笑いしてやると思えるか

独立していいタイプとしちゃいけないタイプ

2013年6月28日(金)

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問い:勤めている会社が嫌で独立を考えていますが、あと一歩、確信が持てません。(40代男性)

 遙から


 どの職業にどういうパーソナリティーのタイプが向いているのか、を、考えさせられる日々だ。芸能界という職場が向いていないのではないかと私自身思う時がある。

 「私、ウツちゃうやろか」

 「死にたい、と思うか」と友人が聞く。

 「思わない。くそあの奴ら、死にざまをとくと見届けて高笑いしてやると思う」

 「ほな、ウツちゃうわ」と笑われる。

 ウツというのは、死にたいほど辛い病気だそうだ。

組織がじゃまに感じるほど勝負したくなった時

 「会社を辞めて独立」というのがよくある。これもまた、パーソナリティーのタイプをよく考えないと自滅しかねない。

 テレビ局を独立しフリーになった人たちがさらされる現場での状況や心情を察してみる。組織 vs 個人。同じ“番組”という土俵に乗りながらそこは天と地ほどの差がある。

 局員なら、発言の背後に常に企業イメージを意識せねばならない。発言者のアイデンティティに“組織”が細胞のごとく組み込まれる。暴言は吐かない、品位を損なう態度はとらない、建前上公平公正に、など。

 共演者もそれはよく理解しており、そのバランスをあえて崩そうともしない。暗黙の役割分担があるというか、越権行為はしない。

 フリーは、暴言を吐こうが、下品に振る舞おうが、誰かを徹底的に無視しようが、自由だ。その代わり、バツをつけられたら次回の仕事はない。毎回が自己責任で、毎回が勝負だ。

 つまり、組織がバックにあることがもはや手かせ足かせに感じるほど勝負したくなった時、その人間は組織からの独立を選ぶ、と、私は理解している。

 だが次に、その人間のパーソナリティーが独立に向いているかどうかは別だ。

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「死にざまをとくと見届けて高笑いしてやると思えるか」の著者

遙 洋子

遙 洋子(はるか・ようこ)

タレント・エッセイスト

関西を中心にタレント活動を行う。東京大学大学院の上野千鶴子ゼミでフェミニズム・社会学を学び、『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』を執筆。これを機に、女性の視点で社会を読み解く記事執筆、講演などを行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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